「かくしごと」住井よる原作、ちょっと奇妙な、奥平大兼がヒリヒリさせる青春映画。あー文化祭してえ! | えいいちのはなしANNEX

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か「」く「」し「」ご「」と「

タイトルが独特です。まあ「かくしごと」でいいでしょう。

https://movies.shochiku.co.jp/eigakakushigoto/

原作、住井よる、といえば「青くて痛くて脆い」のイヤミス的な衝撃が強烈だったので、あのセンの痛さを期待するところで。

中川駿監督は、河合優実主演「少女は卒業しない」の監督さんかあ(あの映画は、もっと売れても良かったと思う)。

奥平大兼主演、TBS制作、とくれば、「御上先生」の勢いを持ち込んできたな、ヤバいヒリヒリ感が再現されるのかな、とちょっと思ったんだけど。

出口夏希、赤羽骨子だった彼女かあ。



以下、少しネタばれ。

主人公が超能力持ち、という設定と予告されていたが、その設定は、それほど決定的や役割を果たさない。主人公含めて、五人の主要登場人物はみんな、思春期特融の「繊細な精神からくる、ちょっとした勘の良さ」を持て余している、という程度。

途中、「ああ、そっちか!」というサプライズがひとつあったけど、基本的には、ちょっと痛いけど最後はいい感じに収まるあたりが、まあ、いいもん見たな、って感じです。

ただ、「明らかに主人公が好きな彼女」が、自分を犠牲にするあたり、最後までいじらしくて、最後に報われないものかあああああ、と思ったんだけど。むしろ、彼女に幸あれ、と強く願うものです。はい。