「鹿の王」謎の奇病、被征服民の炭鉱労働、まるで時事問題取って出しのようなストーリーだよこれ。 | えいいちのはなしANNEX

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このブログの見方。写真と文章が全然関係ないページと、ものすごく関係あるページとがあります。娘の活動状況を見たいかたは写真だけ見ていただければ充分ですが、ついでに父の薀蓄ぽい文章を読んでくれれば嬉しいです。

「鹿の王」

いきなり字幕だけで「いままでの経緯」が語られる。隣の国を侵略しようとした「目玉帝国」(仮)は、「謎の奇病」に恐れをなして侵攻を諦める。その奇病ってのは、なんか犬に噛まれると罹患するらしく、地元民はかからないが、何故か目玉帝国(仮)のほうにだけ祟る、らしい。

(ごめん。おじさん横文字弱いんだ、架空のカタカナ名前は一切覚えられん)。

で、両国は現在は「ゆるやかな併合状態」にある、って言いながら、明らかに征服側の民が「佐渡金山」みたいなとこで強制労働させられている。

ええー。

なんか、ヤバイほど「タイムリー」な話題満載な幕開けだ、この映画。

こういう映画、何年も前から企画して製作してるんだから、タイタンライブの爆笑問題みたいなわけには到底いかないはずだ。

それなのに、コロナ蔓延や世界遺産登録や、公開時期に「ドンピシャ」な話題をってのは、この作品が、何か「もっている」ってことじゃあないかな。

内容はね、ものすごく深い、たぶん。理解するのに一所懸命だ。なんだ「犬の王」ってのは?ちょっと凄いや。

 

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