「エターナルズ」
何がよかったかといって、いちばん嬉しいのは、二時間四十分(決して長くはない)で、発端から大団円まで、一気に全部やってくれて、ハナシに結末をつけてくれたことですわ。
「アベンジャーズ」みたいに、過去作を何本、十何本も見ておかないと分からないぞ、とか言われると、ちょっと疎外感を感じてしまうし、次は一年後とか言われたら興味を引っ張ってられない。このトシになると、前の話はどうなってたかなんて忘れっちまうし。
六本木の映画館で、MX4Dなのに何故か通常料金で得した気分で、出てくる人物はみんな新キャラなのが「マーベル弱者」にとっては何より嬉しい。こういうことって大事だと思う、映画ってのは、一本で完結しているべきものだと思う。マーベルマニアばっかりじゃないはずだから、世の中は。