胸騒ぎのシチリア、という映画を観ました。 | えいいちのはなしANNEX

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このブログの見方。写真と文章が全然関係ないページと、ものすごく関係あるページとがあります。娘の活動状況を見たいかたは写真だけ見ていただければ充分ですが、ついでに父の薀蓄ぽい文章を読んでくれれば嬉しいです。

新宿ピカデリーで、ヨーロッパ映画を見る会、ということで。これは、イタリア映画、なのか? でも登場人物はみんな英語を喋るアメリカ人たちです。

傷を抱えてシチリアの田舎に引きこもっている元ロックスターと、その恋人のカメラマン、そこに、調子いい音楽プロデューサー(昔の恋人)が、娘(らしき少女)を連れて押し掛けてくる。んで、何となくストーリーがあるようなないような、ゆるーい物語が展開していくうち、愛憎がからまって…。

アメリカ映画を見馴れているとこに、こういうテンポが違うものを見ると、なんか新鮮で、いいよね。

終盤、愛憎の果てにある事件が起こって、警察署長ってのが出てくるんだけど、これが、けっこう抜けてる男でね、おかげでワヤになっちゃうの、なんか、ドグベリーを彷彿とさせたりする。シチリアいいなあ、なんか、どっか抜けててさ。