伊達政宗
、出てきましたね、真田丸
。
軽い! 調子いい! と思ったら、夜中に出会った源次郎に向かって、「あと20年早く生まれてたら、もっと都の近くに生まれてたら、秀吉でなくオレが天下を取っていたのに」とか叫んでました。
いいのか!?
これは、片倉小十郎に言った言葉として残ってるらしい内容だそうですけど。
このドラマは主人公・真田親子の見聞きした範囲のことしか描かない
、というストイックな方針でつくられています。
政宗と小十郎だけの間で何をつぶやいても、視聴者には見えませんから。大切なことはすべて「真田のだれか」に向かって言わないといけない、というお約束でできたドラマなんです。
たまたま庭で出会った赤の他人の源次郎に、あんなことまで喋ってしまっていいのかよ、秀吉にチクられたらどうすんだよ、と思っちゃいますけど、そういうリアリズム的な批評はしちゃいけないんです、たぶん。