正月休みちゅうに録画してた、歴史番組をみてます。「徳川家康×エリザベス1世 大坂の陣の真実」というタイトルに惹かれて取っといたんですが。「NHK、いつのまにこんな番組を。あなどれないですね。
大坂の陣は、カトリック(イスパニア)とプロテスタント(イングランド)の代理戦争であった、かもしれない、という。おおお、スケール大きいぞ。
シェイクスピアマニアとしても、おいしい内容です。なにしろ、無敵艦隊を壊滅させた大砲が、大坂城の天守閣を破壊し、淀殿を恐怖させた、というね。
カルバリン砲、という当時イングランドで開発された、射程500メートルの大砲が、大坂城の北側(真田丸の激戦とはウラ側!)から天守閣を破壊。この大砲を売り込んだのが三浦按針やら東インド会社やらを送り込んでいたイングランド。
いっぽうの大坂城には当時、禁教で追放されたカトリックの宣教師も立てこもっていい、という、なかなかにインターナショナルなお話です。
わたし、昔「大坂の豊臣方が本当に勝とうと思うなら、イスパニア軍を引き込むしかない」という論(?)を書いたことがありました。あながち馬鹿でもなかったな。そうすりゃ、日本はイスパニアの植民地になって、我々いまごろスペイン語喋ってたかもしんないな、と。
NHK、こんどは「ブラタモリ×鶴瓶の家族に乾杯真田丸スペシャル」の再放送やってます。盛り上げにかかってますね。上田城、学生のとき行ったなあ。そうだ、追分のセミナーハウスにゼミの合宿に行ったとき、ついでに行ったんだった。いま行くと真田幸村サンがいるんだ、なるほど(おもてなし武将隊、的なものだな)。堺雅人が真田幸村に名刺もらう、という不思議な風景(笑)。