無敵艦隊、と検索すると、自動的に「皮肉」と出てくるくらいなもので、実際の歴史で、16世紀末にスペインの無敵艦隊は、イングランドに敗れてドーバー海峡に沈められたわけで、現代においてスペイン代表を「無敵艦隊」と呼ぶのは、「強そうに見えるけど、結局負ける」という皮肉の意味で使うのが正しいのです。サッカーを語る者は世界史を知らなければいかんわけです、が。
で、今回のワールドカップ、スペイン無敵艦隊が見事に沈んだと思ったら、イングランドも二つ負けて、事実上消えてしまいました。普段、イングランドのレプリカ着てるイングランド贔屓のシェイクスピア者としては、呆然とするところではあります。しかし、世界戦て、そんなもんなんでしょう。なにも日本だけが勝てないわけじゃあないんです。ワールドカップに来てる国のうち半分は「こんなはずじゃあなかった～」と叫んでるわけです。だから、なにも日本人だけが落ち込む必要はないんです。
こんなこともあります。って、まあ、そう思うしかないでしょう。