「マイケル ジャクソン THIS IS IT」、よく出来ています。感動します。マイケルが、才能溢れるアーティストであり、しかもスタッフにも共演者にも優しい、とてもイイ人であることがよくわかるドキュメンタリーです。このままマイケルが生きていれば、世界から戦争も貧困も無くなったはずなのに、と思えてきます。……ちょっと待て、これは「ドキュメンタリー風のウェルメイドな劇映画」だという事実を、危うく忘れるところだったぞ。これは「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」と同じ、「ノンフィクションと銘打たれた、実に良く出来たフィクション」です。感動できるなら一向構わないですし、事実感動しましたからいいですけど。「ビート・イット」が流れると涙が出ます。(「BEAT IT」は「ぶん殴れ」ではなく「ずらかられ」という意味なんだということは前から聞いてはいましたが)、この映画の文脈の中で聞くと「そうか、これは正義だ悪だと言って争うのはくだらない、とにかくやめろ、という、反戦歌なんだ!」という真実に気づき、パーッと視界が開けるような感動を覚えるです。まさにマジックですね。信じるか信じないかは、あなた次第です。
「オーシャンズ」、よくこんだけのものを至近距離でバッチリ撮ったな、という映像満載です。神経が疲れて思わず眠ってしみます(笑)。野生動物のものすごい生態、すごいドキュメンタリーです。・・・・・・と思ったら、最後のクレジットで「撮影においては一切動物を傷つけていません、乱獲・流血シーンはCG処理をしています」みたいなことが出てきたそうです(私は寝ていたので見逃した)。なんだよ、これも実は「ドキュメンタリー風のウェルメイドな劇映画」なんだ。なんか途中から種の絶滅危機や地球環境問題の説教が始まったので、なんだかなー、という気がしてたんですけどね。シーシェパードが喜びそうな映画、と言ったら言い過ぎか。仮に多少CG処理してたとしても、映像が凄いのは確かです。まあ、そんだけですが。
新三郷つづき。走り去るトーマスに別れを告げ、駄菓子屋さんにやってきました。
なぜかレトロなお店けっこう好きな幼稚園児です。