「カールじいさんの空飛ぶ家」3Dは、高所恐怖症の人には無理だろう(たぶん) | えいいちのはなしANNEX

えいいちのはなしANNEX

このブログの見方。写真と文章が全然関係ないページと、ものすごく関係あるページとがあります。娘の活動状況を見たいかたは写真だけ見ていただければ充分ですが、ついでに父の薀蓄ぽい文章を読んでくれれば嬉しいです。


えいいちのはなしANNEX-mon06 えいいちのはなしANNEX-mon03

宮崎駿先生絶賛、宣伝に全面協力、おかげでいつのまにか宮崎アニメの新作かと誤解してしまいそうな「カールじいさんの空飛ぶ家」。なにせ空飛ぶ、だし。もはやピクサーは「アメリカ製3D宮崎アニメ」といっていいテイストです。
3Dで見ましたが、よくある「目の前にびゅんびゅん飛び出してくる」というコケオドシを、この映画はあまり使いません。そのかわり、「家が空高く飛んだときの、地面がものすごく遠くにある爽快感と恐怖感」みたいなのが半端ではないんですね。これは凄い。2Dで見たときは平気な顔して楽しんでいた娘が、3Dは「怖かった」と言うのもうなづけますね。
私も宮崎先生とおなじく、空を飛ぶ前の「夫婦の思い出」のところでグッときてしまい、すでにお腹いっぱいになってしまいました。ここまでの話を半分くらいの時間でやってくれても、と思うんだけど、それをやらんのがピクサーの偉いところ、なんだろう。宮崎監督だったら、作家で巨匠だから、そうしちゃってたかも知れません。でも、集団政策だから、誰かのこだわりを皆でセーブできる、みたいなこともあるかも。


えいいちのはなしANNEX-mon05 えいいちのはなしANNEX-mon04
えいいちのはなしANNEX-mon02 えいいちのはなしANNEX-mon01