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英検2級は、何に有利か?
「英検」と聞いただけでどんよりする人もいるでしょう。(というより、そういう人のほうが多いかな?)
ここでは英検2級取得が何に役に立つのかということについて書いていきますね。だいたい知ってるよ〜という学生の皆さんもぜひ最後までお読みください。
これを見ている皆さんは、もうすでに、2020年度から大学受験が変わることは知っていますよね? また、英検2級を取得していれば、大学入試の時、とくに推薦入試やAO入試において非常に有利だということもご存知だと思います。センター試験にかわる制度として大学入学共通テストという言葉も沢山耳にするようになったかと思いますが、その大学入学共通テストにおいて、英語では民間試験を活用することになりました。
英検2級、持っていれば有利!から「必須」へ
2019年5月の発表によると、現時点では多くの国・公立大学受験に英語検定を利用する場合、そのレベルは英検2級程度ということが示されました。つまり英検2級は、もはや有利ではなく「必須」ということになりつつあるのです。いわゆる、「記念受験」や「一発当ててやろう!」などの思い切ったチャレンジはしにくい状況となり、出願時期に向けてコツコツと準備をしてきた人だけがスタートラインに立てる入試スタイルが広まりつつあります。
私立大学しか受けないから英検2級なんてカンケーない?!
ここまで読んでみて、「あ〜、国公立の話しか〜」「自分は私立大学しか受けないから、英検2級なんてカンケーないわ〜」と思った高校生の皆さんも多いかもしれませんね。
だけど、私立大学の中にも英検2級を取得している人を優遇する制度が本当にたくさん設けられていますので、積極的に調べてみる価値は大いにあります。また、英検取得による優遇措置を狙っていない人であっても忘れてはいけないのは「英検2級=高校卒業レベル」だということです。つまり、大学入試に挑む高校生が本来備えておくべき英語レベルというのが、結局のところ英検2級なのだということです。
大学入試は、国立・私立、文系・理系を問わず英語が必須の場合が多いので、英検2級の勉強が大学受験に大いに役立つことは明らかだと思いませんか?
英検2級のライティングに苦手意識を持っていませんか?
英検2級、がんばってみようかな〜〜と思い始めた人の前に立ちはばかるのが、ライティングの壁です。実際のライティング問題を見て、最初から「ムリ〜〜!」と苦手意識を持ってあきらめてしまっている高校生がたくさんいるはずです。
出題された質問に対して自分の主張を1文述べ、その理由を2つ挙げながら、最終的に80語〜100語の英作文に仕上げるという英検2級のライティング。私はすらすら英語が書けるわ!という人は全く問題ないのですが、普通の高校生にとって英検2級のライティングはなかなかの難題です。
80語〜100語の英作文を完成させないといけないなんて、「まず何から書けばいいの〜?」とテスト用紙を前にして鉛筆が止まってしまうのが普通です。じゃあ、スラスラとライティング問題をこなしているように見える人たちは、一体どんなワザを持っているのでしょうか?
英検2級のライティングができる人は、丸々使えるフレーズをよく知っています。
ライティングなんて「ムリ〜〜!」とやる気ダダ下がりの高校生も、あきらめないでくださいね!まず、ライティングに関しては、難しい英語で書きなさいなんて、一言も言われていないのです。もちろん、幼稚な英語よりは2級らしい英語を使って書けた方が良いのは確かです。get(もらう)のかわりにobtain(獲得する)を使ったり、get money(お金を手に入れる)のかわりにearn(稼ぐ)を使うなどの小ワザは沢山ありますよ(笑)それもかなり使えるワザではありますが、それよりも、英検2級のライティングで点数をとれる人というのは、丸々覚えるだけでマルチに使えるライティングのフレーズを知っていることが多いのです。エーーー!そんなセコ技、早く教えてよーーー!という声が聞こえてきそうですが、きっと、字数があまり書けずに英検のライティングで苦戦している人は、そんなフレーズを習得するだけでも、英検2級の合格がかなり現実的なものになります。
英検2級のライティング対策で、日本語の小論文も得意に?!
英検2級の勉強をする高校生たちを見ていくうちに、彼らが思わぬ副産物を手に入れていることに気が付きました。それは、わかりやすい文章で、言いたいことを端的に伝えるスキルです。そのスキルは、高校・大学推薦入試の小論文に役立つのはもちろんのこと、就活をしていくうえで自分の意見を述べる場面において有利に働くのは言うまでもありません。
そのような事例からも、やはり国公立・私立に関係なく大学入試対策の一環として英検2級を学習するメリットをたくさん感じていただけるのではないでしょうか。
ウソでしょ?!英検2級のライティングをとことん練習したら、口から英語が出やすくなった!
「書く練習をがんばったら、口から英語が出るようになった」と聞いたら、どう思いますか?そんなウマい話あるわけない!書くことが喋ることに繋がるなんてありえない!手と口は別モノだろ!と思いませんでしたか?実はこれ、私が今まで英検2級の面接対策を実施してきた中で、実際に生徒たちから教えてもらった事実なんです。しかも、同じことを言った生徒が一人ではなかったというのが興味深いですよね。
先ほど、わかりやすい文章で、言いたいことを端的に伝えるスキルが身についたというお話をしました。高校生たちが英検2級のライティングを練習する中で思わぬ副産物が手に入ったという事例だったのですが、そこでようやく私の頭の中でも点と点がつながりました。
ライティングの練習を通してごく自然に身についた思考が最終的には英語を話す時に後押ししてくれる力となり、結果として口から英語が出やすくなったということだったんですね。
いかがでしたか?
「英語4技能をバランス良く身につけよう」という方針のもと入試制度の大規模な改革が行われる中、一体何を軸に勉強すればいいのか・・・この努力は本当に報われるのか・・・イマイチその確信が持てない中で勉強をがんばらないといけない状況の学生さんが沢山いるはずです。
私立高校では英検だけでなくGTECも受けなさ〜いと言われたり、TEAPってご存知ですか〜?なんて情報が目に入ってくることもあり、英検をがんばっても意味ないのかな・・・?と迷いが出る人も多いかもしれません。
ですが、英検を教えてきた英語講師として、コレだけははっきり言えます。英検ほど意地悪なしの優しい英語テストは、他にありません。笑
迷わず、英検2級合格に向かって突き進んでくださいね!
英検2級の勉強をこれからスタートする学生さん用に、誰でも無料でご覧いただける7日間動画セミナーをご用意しました。
ぜひご覧ください
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