『英語職人』時吉秀弥の英文法 最終回答! -24ページ目

『英語職人』時吉秀弥の英文法 最終回答!

本当にわかる英語とは?!英語、英文法、その他の外国語の学習、言語学などについていろいろ語ります。

中国語レッスン、続いています。

 

少しずつですが、聞き取れるようになっているのを実感。じゃぁ、何が聞き取れるようになっているのかといえば、それは復習した内容ですね。一度出てきた内容は必ずしっかり復習する。私の場合はzoomをつかっての対面オンラインレッスンで、私のアカウントでやってもらっているのですが、毎回必ず録画して、内容を復習します。私がわかっていない単語や表現はその場で先生がチャットに書き込んでくれて、それを保存します。復習の時には単にチャットで保存した単語を覚えるのではなく、録画の内容と照らし合わせて、どのような文脈で、どのような文の中で出てきたのかを必ずチェックします。

 

単語は単語だけで覚えるのは極端に非効率的です。例えば、心臓の機能を知るのに、心臓だけを切り取って取り出してみてもよくわかりません。体全体の中で、心臓の動きが周りにどのような影響を及ぼしているのか、心臓の周りの器官や血流が心臓にどのような影響を及ぼしているのか、そういうのをみないと、心臓の本当の働きは実感できません。それと同じで単語は文全体の中で捉えてこそ、初めてその意味が明確に捉えられます。皆さんの中で「その英文にこの単語は不似合いだよ。奇妙だよ。」というような単語のセレクトをしてしまったことがある人は、単語を文とつなげずに単独で覚えてしまっている可能性が高いです。単語だけを覚えて、表面的なリーディングには役に立っても、速度の速いリスニングの中での文章理解や、自分で文を書いたり話したりするなら、結局文脈の中で単語を理解する必要が出てきます。単語だけを独立して覚えるのは二度手間です。最初から文脈の中で単語を覚えていきましょう

 

私が英語をどうやって聞き取れるようになったかな?と思い返してみた時、最も大きな要因は、

 

リーディングの速度が速くなったから

 

ということだったと思います。英語の音が聞き取れるかどうか、に関して細かい技術はあったほうがよいのですが、まずは、リーディングを通して、英文とはこういうものだ、という感覚ができることが重要だと思います。読んでスラスラと頭に入る英文が多くなれば、多少発音が難しくても「こういうことを言っているのだろう」という推測がしやすくなります。やはり、読めないものは聞けないわけです。先ほど述べた「英文とはこういうものだ」というのは、具体的にいうと、文のパターン、つまり構文です。構文はそれ自体が、単語や熟語と同様に意味を持つので、大きなチャンクで一度に意味情報を処理できます。いちいち頭の中で単語を繋いでえ〜っと、とならなくてもよいわけです。

 

というわけで、中国語も同じ要領で、復習の段階で構文を意識しつつ単語を覚えた結果、すこしずつ聞き取れる量が増えてきました。皆さんもぜひ、リーディング→音読→リスニング→リーディング・・・というループを続けてみてください。

 

一つ注意点です。どのような分野の英語が聞き取れるようになりたいのか、きちんと決めてください。私はかつて予備校教師だった時、その仕事柄、論説文を読む機会が多く、その結果、ニュースなどの少し硬めの説明は聞き取りやすくなりました。ところが、面白いことに、テレビドラマを聞き取るのは結構苦労するのです。それもそのはず、テレビドラマに出てくる表現は論説文にはあまりでてこないですからね。つまり、適当にリーディングさえすれば、何でもかんでも聞き取れるようになる、というのはファンタジーです。自分が聞けるようになりたい英語の分野を決めて、それにあった教材(小説・物語・映画やテレビドラマのスクリプト・ニュース系の記事)を読むようにしましょう。

㊗️重版‼️
一昨日発売された「英文法の極意」、本日早速重版がかかりました!ありがとうございます😭‼️