最近買った興味深い教材。 | 『英語職人』時吉秀弥の英文法 最終回答!

『英語職人』時吉秀弥の英文法 最終回答!

本当にわかる英語とは?!英語、英文法、その他の外国語の学習、言語学などについていろいろ語ります。

 Barron'sが出している、American Accent Trainingが面白いです。

アメリカ人らしいイントネーショ
ンを、ということが表向きのお題目なのですが、音声が情報構造と密接に関わっていることをちゃんと教えてくれています。
 
 例えば新情報である普通名詞が主語や目的語に使われる時はその普通名詞にイントネーションが置かれ、逆に旧情報である代名詞が主語や目的語のときにはイントネーションは動詞につきます。

 バラバラ
の単語がリエゾンで結ばれて行く中で、それらのかたまりが新しいひとつの単語のようにまとまった意味のかたまりとして認識されて行く過程も見られます。

 a dark roomなら「暗い部屋」、a darkroomなら「(写真現像用の)暗室」。pretty goodなら「とてもいい」、pretty goodなら「あまりよくない」。

 やはり言語は音の産物です(私は「身振り言語起源」支持者で、このようなイントネーションはジェスチャーの音声化だと思っています。)。今年は音声学
も勉強してみたいと思っています。

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