
look forもsearchもどちらも「探す」という意味ですが、その違い、わかりますか?
もちろんどちらも「探す」なんですが、ちょっと違います。
これはある日気づいたことなんですが、
ある日、仕事帰りに本を買うのを忘れて、「仕方ない、電車を降りたら『渋谷を探してみるか』。」とふとつぶやいたわけです。
あれ?「渋谷を探す」?
これ、日本語を習っている外国人が聞いたら、
「ネェ、『~を探す』ッテイウノハ、『財布を捜す』トイウ使イ方デショウ?『渋谷を探す』ダト『渋谷はどこだ?』トイウ意味ニナルノデハ?」
というかもしれません。たしかにそうですね。
しかし、さっきの文脈で「渋谷を探す」と言えば、「欲しい本を見つけるために、渋谷をあちこち探して回る」という意味になるはずです。これはいったいどういうことでしょう?
ここで日本語の「探す」には二つの意味があることがわかります。
①ひとつは「モノを探す」。つまり、見つけたいと思うものを求めて動き回ることです。
②もうひとつは「場所を探す」。つまり、ものを見つけるために、ある場所のあちこちを調べるということです。
英語のlook forには①の意味しかありません。look forの後ろには「探すモノ」だけが目的語としてやって来ます。
例:I looked for my wallet.
「私は自分の財布を探した。」
ではsearchはどうでしょう?searchそれ自体は、「場所を探す」という②の意味しかありません。
例:I searched my room.
「私は自分の部屋を探しまわった。」
これは何かを探して、部屋の中を「ここかな?あれ?じゃぁここかな?」と調べて回っていることを表します。
しかし、searchの使い方には「応用編」があります。それは次回に。
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長い間放置していた自分のホームページ。
ちょっとだけ手を入れて、整理しました。
見やすくなったのかどうか・・。皆さんのご判断におまかせします。
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