先日、娘が小さい頃にお世話になっていた英語の先生とランチをしていたら、先生が
「仕事で英語を使っているけれど、それでも英語力の衰えを感じる。だから、会社の翻訳の仕事に自ら応募してみたり、洋書を読んだりして、努力している。」
とおっしゃっていたんですね。
こちらの先生は18歳までアメリカに住んでいた英語ネイティブの日本人なのですが
先生曰く、
「いくら英語がネイティブレベルでも、ビジネスで使うとなるとまた特殊な語彙や言い回しが必要になるから勉強は必要。また、日本に住んでいる以上、英語に触れる時間を意識的に作らないと、英語力は落ちていく。」
とのこと。
どんなときに英語力が落ちていると感じるのかと伺うと
「英語が咄嗟に出てこないとき。」
と言っていました。
なので、同じ部署の方と、敢えて社内でも英語で会話するルールを作ったりして、スピーキングを強化しているようです。
娘の周りの帰国子女(高校生)を見ていても、
やはり英語に触れずにいると
どんどん英語力が落ちていくのがよくわかります。
もう4〜5年海外で生活していたにもかかわらず
洋書が読めない、
エッセイを書くと文法ミスが目立つ、
授業中も頑なに英語を話さないという子が結構な人数います。帰国子女の取り出し授業で、周りから英語で話しかけられても日本語で返事をするなど
高校生にもなると、自分の英語力がどんどん下がっているのを自覚できてしまうため、
側からみたらまだまだ英語はペラペラなのに
本人が「もう英語を話したくない」となってしまうようで、、、周りがペラペラだと余計劣等感を感じてしまうのでしょうね
英語が話せるようになったからといって終わりはないんだなぁ、と
改めて考えさせられたのでした。