「うちの子は我が強くて、全然親の言うことを聞かずに困っています」
という相談をいただきました。
わかりますよ〜、親は大変ですよね〜、
周りに合わせられないと親としては他の人の目も気になるし、
特に日本だと我が強いって浮きますよね〜。
そういう我が強い子に対しては、
その子の強みをとことん伸ばすこと
そしてその強みを生かせる世界を見つけること
同時に人との関わり方を1つ1つ教えてあげること
の3つが大事かなぁと思っています。
この3つができるようになると、
中高生になった頃には
「あの子って自分中心なところがあるけれど、◯◯はすごいよね。」
という立ち位置を確保することができるんですよ〜。
娘の場合は、小学生までは周りからの同調圧力がすごくて
「ちゃんと皆んなに合わせないとダメだよ!」と先生からもお友達からも注意されることが多く
娘の自己肯定感はかなり下がってしまいました。もちろん、ほとんどの場合は娘が悪い
なので、わたしは娘の気持ちを尊重しつつ、
でも、周りへの配慮も必要だと教えて、
最終的には
「まぁ、これで良いか」
と思える着地点を一緒に探していくように努めていました。
そういったことを繰り返していくと、
中学生になった頃には
周りにうまく合わせられなくても
自分の思い通りにいかなくても
「まぁ、そんなもんだよね。」
という思考の癖がつくようになるので
本人も周りもすごく楽になるんですよ。
親としてはつい、
自分の子供のこととなるとその子の気持ちを優先してあげたくなりますよね。
そうは言いつつも、日本の学校では同調することも大切な場面が多いので、
周りに合わせて上手くやって欲しい、とも思ってしまう。
でも、わたしは、その2つのバランスがすごく大事だと思っています。
自分の想いを大切に、
でも、譲れるところは譲って相手の気持ちも考慮する。
それでも、どーしても生きづらい、
自分に合う環境が見つけられないという場合は
日本だけじゃなくて、世界に羽ばたいて自分の居場所を見つけたら良いんじゃない?って思いながら子育てしていました。
そのためにも、娘には英語が必要だなと感じていました。
自分に合う居場所や仲間は必ずどこかにいる、
それに、今の環境が嫌なら、自分で作り出せば良い、
そう思っていたし、
それができる子に育てたいと考えていました。
我が強い子の場合は
小学生までは周りに迷惑をかけたり、本人も傷つくことが多いと思いますが
小学生までの心の傷は中高生になってからでも挽回できます
そのためには、その子の強みを生かせる学校を見つけることも大切です。ちなみに、帰国子女が多い学校には、我が強い子が多いです(笑)
そして、早い段階から子供が社会に出た時のことをイメージしながら子育てをしていくと良いと思っています。
「我が強い」ということは
既に自分の人生を自分軸で生きている
ということ。
自分軸で生きていくというのは
わたしはすごく大事だと思っていて、
この力が生まれた時から備わっているというのは
1つの才能だと思っています。