日本語でも英語でも、
4〜6歳のころに本の自力読みが始まるお子さんが多いと思います。
本が読めるようになると親も嬉しくて、
つい「もっと、もっと!」と思いがちです。
もっと、難しい本を
もっと、たくさん読んで欲しい。
すると、読書ばかりに時間がとられて、
かけ流しの時間がおざなりになる。ドキッとした人いるでしょ?
なぜ、そんなに「もっと、もっと!」と思ってしまうかって、
わたしたち先輩陣が「多読って大事だよ〜、うちは1ヶ月100万語読んでいたんだからね〜」
とかブログで書くからですよね。ごめんね〜、焦らせるつもりはないのよ。ただ事実を書いただけ←
本の読み始めって1つ1つの単語を目で追って、指差ししながら読んだりするので、
最初の頃はみ〜んな少し辿々しい読み方をするものなんですよね。
でもそのうち、自力読みが進む中で
音読が滑らかになっていく子と
いつまでも1つ1つの単語を区切りながらっていうか、なんとなく辿々しい読み方がずっと続く子というのが出てきて
この2つの違いはなんだろう?って考えてみたのですけどね、
もしかしたら「耳からのインプット(かけ流し、動画視聴)の量」の差なんじゃないかな、と個人的には睨んでいるんです。あくまでも素人の個人的な意見ですよ?
かけ流しの時間がしっかり取れている子の音読ってすごく滑らかなんですよ。
なぜなら、オーディオブックを何度も聞いて軽く暗唱できるようになっているので
オーディオブックそっくりに音読するんです。
でも、その辿々しい読み方がずっと続く子っていうのは、もしかしたら読書に夢中で耳からのインプットの時間が減ってしまっていたんじゃないかな、と思ってて。
音読が辿々しい子は、実はスピーキングも辿々しくなる気がします。
スピーキングでも、なんとなく単語を区切りながら話すようになるっていうか・・・
そうなると、子供の発音ってすぐに直すのは難しいと思うんですよね。。。
例えば・・・
ちょっと話は逸れますけど、
昔、クレヨンしんちゃんの話し方をモノマネしている子っていませんでしたか?
一度その話し方が身に付いてしまうと、話し方を変えるのって結構難しくて、
普通に話しているつもりでも、クレヨンしんちゃんみたいになってしまう子っていましたよね(笑)
あれと同じで、発音って一度身に付いてしまうと、そこから改善していくのって結構時間がかかるし、
特に子供の場合は、発音を正したいという意思がない分、直すのは難しい気がします。
なのでね、
自力読みが始まったら、音のインプット(かけ流しと動画視聴)の量が極端に減ってしまっていないか、
気をつけてくださいね♡
別にね、音のインプットの量が減っても、
発音が辿々しくなるだけで、スピーキング力が落ちるわけじゃないし
読書量が増える分、もちろん語彙力も上がって、
自分の言いたいことが今まで以上にきちんと表現できるようになります。
でもせっかくだったら、発音もナチュラルなまま、読書量も増やしていけるのが理想ですよね。
なので、もし余裕があれば、少し音読の様子やスピーキングについても気をつけてあげるといいと思います。
ちなみに、多少読み方や話し方が辿々しくなったとしても、
正しい英語を聞き続けていれば、少しずつ直りますからね。
別に頑張って発音の矯正をする必要はないと思いますよ。というか、小さい子にはできないと思うから。
これから本を読み始める子、いま読み始めている子は少し気をつけてみてね、って話でした♡