いま、小学校低学年の子たちの英語育児の相談も受けているのですが、
「まさか、日本にいながら英語が話せるようになるとは思っていなかったので、一応小さい頃から英語に触れさせるようにはしていましたけど、大したことできずにここまできてしまいました。」
っておっしゃる方が何人かいて。
家ではどんな英語の取り組みをしているんですか?と聞くと
「絵本が少し自力読みができるのと、動画は一応英語で見せて、たまにオンライン英会話をしています。」
絵本はどんな本を読んでいるんですか?
「ORT(Oxford Reading Tree)やFrog and Toadです」
どんな動画を見せていますか?
「フルハウスとか、アマプラのJust and Magic(まほうのレシピ)とか・・・」
え、全然やっていないって言うけど、実写版の動画が楽しめるってすごい英語力高いんじゃない?
オンライン英会話では会話はしていますか?
「オンラインではテキストを一緒にやってもらっているので、会話は必要最低限であまり話しません。先生が何を言っているかはわかるし、それに対して単語で答えることはできますが、文章で答えるのはちょっと・・・」
聞き取れるだけでもすごいし、単語で答えられるならあと少しで文章まで持っていける気がするなぁ。それに、英会話に抵抗がないっていうのはすばらしい!
そういう方に、「まずは、かけ流し、ライティングを少しやってみたらどうですか?」と言うと
1ヶ月後くらいに「かけ流しをしたら本がスラスラ読めるようになってきて、チャプターブックへの橋渡し的な本 Nate the Greatにハマり出しましたあと、日記を書かせてみたら一気に1ページ書き上げて驚きました
まさか小学生で本が読めたり英文を書いたりできると思わなかったので、今までやらせたこともなくて
」
ってなるパターンが多いです。
もともと英語の動画を見せているってことは親御さんも子供が小さい頃から英語教育にとても興味があったのだと思うんですね。
それでも「小学生で本が読めたり英文を書いたりできると思わなかった」とおっしゃる方が多いのですが、
日本語で考えたら、文字を読んだり書いたりするのって、4〜5歳から興味を持ち始めますよね。
ってことは、英語でも、同じくらいの年齢から文字に興味を持ち始めてもおかしくないわけで。
できるって知らなかったから、やらせてこなかった、っていう方がいたらもったいないし、
今からでもやってみたら?って思います。
また、スピーキングに関しては、「この人と話したい、話すのが楽しい!」って思える先生を見つけるとグンと伸びる子が多いです。
小学生になるともう自我が芽生えているので、話したいと思える動機が幼児期以上にすごく大事な気がします。
これは、いろいろな先生を探して試してみるしかないのですが、
例えば、工作が好きなら先生と一緒にオンラインレッスンで折り紙をするとか、
自分の好きなものを先生に画面上で見せながら説明をするとか、
好きなことを英語でやる!というのがすごーく大事です!!!と、小学校低学年から英語が伸びた子のお母様が教えてくれました♡
オンラインレッスンで絵を描くとか、簡単な実験をやってみるとか、
オンラインでもできることってたくさんありますよ
--
まとめ
上記のように「動画」や「絵本」「オンライン英会話」で、英語の基礎力を身につけてきている子は
「全然発話がないし、本のレベルも絵本止まりだし・・・」って諦めるのはまだ早いです!
朗読CDを集中的に聞かせて、一気に絵本からチャプターブックへ本のレベルを上げた子もいるし、
スピーキングもレッスンの内容をフリートークに変えたら、単語からセンテンスの発話になってきたという子もいますよ。
まだまだ、できることってありますよ