実は今まではずっと「英語が話せるようになったら留学しなくても良いのでは?」という思いがあったんですよ。

 

 

留学=英語が話せるようになる、というイメージが強かったので

 

 

英語が話せるのに留学させる意味って何だろう?と思っていたんですね。

 

 

でも、娘が帰国子女の多い中学に通うようになって

 

 

自分と同じような仲間の中ですごーく生き生きと学校生活を送る様子を見ていたら、

 

 

自分に合った環境に身を置くっていうのは、こんなにも人をポジティブに変えるものなんだと心底感じて

 

 

もし海外に出たら、もっともっと娘が輝ける場所があるのかもしれない、

 

 

そんな風に思うようになったんですね。

 

 

自分が子供だった頃は、

 

 

自分の居場所を探すも何も、日本以外には考えられなくて。

 

 

だって、英語も話せないし、外国で生活するなんて想像もできないし、

 

 

日本の外に出たいなんてことさえ、思ったこともなかったから。

 

 

でも、娘には英語がある。

 

 

世界を見て「わたし、ここが好き!」って場所が見つかったら楽しいだろうな、

 

 

そういう場所があったら将来心強いだろうな、

 

 

そんな風に考えが変わってきたんです。

 

 

そうしたら去年、娘は通訳のお仕事を依頼されてロンドンに行く機会をいただいたんですね。

 

 

レストランや地下鉄などで、娘がずっと通訳をしてくれていたのですが、

 

 

観光中にバスに乗ろうとした時、運転手さんに「クレジットカードがないと乗れないよ!」と言われて。

 

 

え?娘は中学生だからクレジットカードを持っていない。後ろに人も並んでる!どうしよう?!とパニックになっていたら、

 

 

娘が「わたし日本から来た観光客で、クレジットカード持ってない。親のカードで2人分支払いできる?ダメなの?じゃぁどうしたらいい?」

 

 

って英語で交渉してて。

 

 

結局、「今日は空いてるし、もう乗って良いよ!」と言ってもらえたのですが、その節はお世話になりました・・・

 

 

あ〜、この子はもういつ外国へ行ってもすぐにでも生活していけるんだろうな、って思ったんですよね。

 

 

そしたらまた、やっぱり1度でも良いから留学させてあげたいな〜と思うようになって。

 

 

それで、とりあえず今年の春にアメリカで短期ボーディングスクールの体験をしてみることに決めました。

 

 

寮生活ってどんな感じかな。

 

 

アメリカの学校ではどんな授業を受けるんだろう。

 

 

ご飯は美味しいのかな〜?

 

 

娘の英語は通用するのかな〜?

 

 

この経験を通して、娘は何を感じるのかな?

 

 

それが一番楽しみですね。