「子供にいろいろな本を読んで欲しいのですが、好きな本しか手に取りません。どうしたらいいですか。」

 

 

とご質問をいただきました。

 

 

わたしが娘の本のジャンルの幅を広げるためにやったこと、というわけではありませんが、

 

 

本をたくさん読ませるために工夫したことをご紹介してみますね。

 

 

・2週間に1度は本棚を整理する

ずっと同じ本ばかり並んでいると子供も飽きるので

 

 

・本棚はスカスカに並べる

ぎゅうぎゅうの本棚って子供が本を取り出しにくいんですよ

 

 

・読んで欲しい本は、表紙を見せて飾る

本屋さんの「おすすめコーナー」ばりにテレビ台など目立つ場所に1〜2冊をポツンと飾ります

 

 

・ソファー周りに本をばら撒く

ソファー周りが本で溢れているとゴロンとしたときに、つい本を手に取りたくなるから

 

 

・娘のお気に入りのおもちゃの近くに本を飾る

お気に入りのものの近くにあると目に留まりやすいかな?と思って

 

 

・洗面所に本を置く

髪を乾かす時にサッと手渡すと読んでくれたりしました

 

 

・ベッドサイドに本を置く

寝る時に読む本はすでに朝の段階でベッドに置いていました

 

 

・床に本を散らかしておく

「何か落ちてる」って拾いつつ読んでくれたりしました

 

 

・読んで欲しい本を娘の前でわざと音読して「こんな難しい本、誰も読めないよね。」って囁いてからさりげなく娘の手の届くところに本を置く

ママが読めない本なのにわたし読める!ってなることが多々ありました。そして読んだら「え?天才なの?」って言います。

 

 

・新しい本を定期的に仕入れる

同じ本ばかりだと飽きますから

 

 

・新しい本を買っても一気に出さずに小出しにして出す

新しい本は1〜2冊ずつ小出しで出していました。シリーズものもセットで買うと安いのですが、それを全て本棚に並べてしまうと見ているだけで飽きるので、少しずつ出していました。

 

 

・すごく読んで欲しい本は本屋さんでプレゼント包装をしてもらい、家で大袈裟に手渡す

プレゼントした本は大切にしてくれました。

 

 

・おバカ系の本もたくさん買う

賞を取った本、古典的な本だけじゃなく、おバカ系の本や流行りの本もすごく大事です。読みが停滞しているときは流行りの本を買ってみるのもおすすめです。

 

 

・どうしても読んで欲しい本はオーディオブックを聞かせる

本が分厚くで読むのは嫌だけど、聞くことはできる、聞いてみたら面白くて本を読みたくなった、ってことも多々ありました

 

 

・オーディオブックを聞かせて子供の反応がよかった本は、あえて話の途中で聞かせるのを止めて「続きは本でどうぞ」と本を手渡す

オーディオブックを最後まで聞かせると「もうこの本のストーリーはわかったから本では読まない」と言われることが多かったので

 

 

・お出かけした時は、読み慣れた本ではなくて、新しい本、読んで欲しい本をサッと手渡す

お出かけした時って他の本を選ぶという選択肢がないので、渡された本を素直に読む傾向があります

 

 

・本を手渡す時は、読んで欲しいオーラは消して「え?本読むの?別にいいけど?」って感じで手渡す

子供って親の「これ読んで!」圧を感じると引いてしまうので、そこは女優になって圧を出さないようにしていました

 

 

・本を読むテンションが下がっている時期は、読んだら本の表紙にシールを貼ってOKとする

本当は本にシールなんて貼ってほしくないけれど、そういう特別なこともたまにしていました

 

 

・シールカードを用意して1冊読んだらシールを1枚あげる、それが100枚溜まったらパフェを食べに行く

インターに通うお友達がそういう取り組みを学校でしていたので、我が家でも真似した時期がありました

 

 

・お友達が好きな本は「これ、◯◯ちゃんが読んだんだって!」と勧めてみる

お友達が読める=自分も読める、と思い込み、少しレベルの高い本にチャレンジできることもある

 

 

・パパ、親戚、お友達の前でわざと聞こえるように「最近、マジックツリーハウスにはまってるよ!」とか言う

そうすると皆んなが「すごーい!」とか言ってくれるので、娘も「わたしはマジックツリーハウスが好き!」と暗示にかかる

 

 

・YouTubeなどで外国の小さい子が本を音読している動画を見せる

こうやって本を読んだりするのってどの国でも同じだね〜、あなたも本が好きだもんね〜と「本を読むって普通、あなたは本が好き」と刷り込む

 

 

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こんな感じで、いろいろと騙し騙しやっていました。

 

 

あと、すごく大事なのは、「本はできるだけ購入して家に置いておくこと」です。

 

 

図書館で借りるのもいいと思いますが、気に入った本はできたら買ってあげてほしいな〜と思います。

 

 

先日娘と話していて思ったのは、購入して家に置いてあった本は大きくなってからでも覚えているのに、図書館で借りた本は何度読み返した本でも記憶にない、ということ。

 

 

絵本って、ただ文字を覚えさせたり学習のためのものだけじゃなくて

 

 

親の愛情を伝えるもの、

 

 

友達の大切さを伝えるもの、

 

 

そういう小さい頃だからこそ知って欲しい

 

 

小さい頃だからこそスッと心に入っていく

 

 

そんな大切な教えを説いた本がたくさんありますよね。

 

 

中学3年生になった娘を見ていると、

 

 

絵本から学んだことが今の実生活にも活きているなと感じることがたくさんあります。

 

 

絵本に投資するって決して無駄じゃないんですよね。

 

 

家にある本って、読まなくても表紙は何度も目に入るじゃないですか。

 

 

その度に内容を一部だけでも思い出したりして、

 

 

それを繰り返すうちに長期記憶になるのかな?なんて思います。

 

 

皆さんが工夫されたこともぜひシェアしてくださいね♡