「今日、タヌキを見たよ!」という生徒。
場所は、
駅前の繁華街
― 区役所前のカレー屋さん脇の路地だというのです。
調べてみたら、その近辺は、
”ハケ”と呼ばれる川と並行して連なる崖の存在により
河岸段丘の下には湧水が湧き、緑を潤し
2メートル級のアオダイショウも棲息。
その天敵がタヌキなのだという記事を発見しました!!
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鈴木かつよし(エッセイスト)氏
東京にタヌキが!? 一級河川『野川』で自然を感じるウォーキングのすすめ
https://news.ameba.jp/entry/20150304-713
とても興味深い文章だったので
以下に、
タヌキに該当する部分だけ抜粋させていただきます。
『23区内からほんの少し西に入っただけの市街地でありながらこれほどの自然が残っている理由は、“ハケ”と呼ばれる野川と並行して連なる崖の存在です。これは“国分寺崖線”と言われる河岸段丘で、太古に多摩川が武蔵野台地を削ることによってできた10~20m級の斜面のことで、ハケの下には数多くの湧き水が出、緑を潤し、生き物たちを育んできたのです。全国的には絶滅が危惧されている“メダカ”にしても、ここ野川に限っては逆に増えているという実態も明らかになってきています』
(40代男性/都内内科クリニック院長・医師)
いにしえの昔、野川には“青い龍”が棲んでいたとされ、この神の龍が人間の勝手な振舞に怒り暴れると巨大地震のような大きな自然災害が起きると信じられていたため、この辺りに“国分寺”を建立し、龍の怒りを鎮めたのだとされています。
この辺りには全長200cm級の“アオダイショウ”も棲息しており、4月に入ればバッタリと出くわすことがあります。集合住宅のゴミ集積所に居るネズミを捕食してくれるため、「人と共に暮らすヘビ」と言われています。
人間にむかってこない大人しいヘビですが、大きめの個体が下流から上流へと流れに抗ってすごいスピードで泳ぐ姿を見ると、昔の人が“青い龍”だと思った生き物は、このアオダイショウなのではなかったのかと思ってしまうほど迫力があります。一方、アオダイショウの天敵である“タヌキ”も、この辺りには棲息しています。
手つかずの自然が残っていて
バードウォッチングはじめ自然観察ができ
桜の時期にはお花見も楽しめる場所。
ご家族でウォーキングするのにピッタリですね。
無料配布されているという”国分寺崖線”マップをゲットして
秋の行楽ウォーキングに出かけようと思いました!
皆さんも楽しい週末を!(^^)!