今回も前回に続き、英検1級二次面接対策です。
質疑応答編
最初のスピーチで、もし練習の成果を発揮できなくても大丈夫。
この質疑応答で挽回し、見事合格を勝ち取った人たちが多くいます!
スピーチの出来を引きずらず、気持ちを切り替えて行きましょう。
スピーチが上手くいった人は、その勢いに乗って、最後まで突っ走りましょう。
質疑応答でも、事前の準備が大切です。
実際に面接で質問されそうな事を考えて、
それに対する答えを自分の言い易い英語で表現する。
スピーチでもそうですが、
この質疑応答でも、使い回せるフレーズが必ずあります。
そういう汎用性の高いフレーズをストックしておくと良いです。
また、私は前回のスピーチ編で紹介した、
こちらの本の
第2章の短文練習のフレーズを全て暗記しました。
使い回しのきくフレーズがよくまとまっていると思います。
実際に質問に答えるときは、
自分の中で3~5文で答えるというルールを作っていました。
質問に対して自分の意見を述べただけでは短すぎて、点数は伸びません。
意見を述べた後に、何故そう思うかもきちんと述べて、
もし思い浮かべば、具体例も付け加えると評価が高いと思います。
よく、”〇〇問題にはどう対処すべきだと思いますか?”
というような、解決策や対応策を求めらるような質問が飛んでくることがあります。
そんな時は、
必ず一つの視点からの解決策ではなく、
2~3つの視点、立場で対応策を述べるようにしていました。
たとえば
”オンラインのでのいじめを防ぐにはどうするべきか?”という質問には、
親、学校、アプリの開発者の協力が必要だと先に述べて、
親と学校は、子供たちにオンラインでのイジメはいけないものだと教え、
アプリの開発者は不快感を与えるコメントをチェックして検閲するべき、と答えます。
親の立場、学校の立場からの対応策と、
アプリ開発者からの立場の対応策を述べたことになります。
この視点、立場を変えて物事を考える、発想するという方法は、
この質疑応答だけでなく、
英作文やスピーチスクリプト作成時のサポート理由を絞り出すときに役立ちます。
サポート理由でいつもつまずく人は
物事を見る視点、立場を変えてみて下さい。
例えば、コスト面、時間の面、道徳面、
国家の立場、国民の立場、先進国の立場、発展途上国の立場など。
面接中に実際に質問を面接官から聞き、その質問に答える時は、
2人の面接官のうち質問を投げかけている方の面接官の顔を見るようにしていました。
私の場合、その方が落ち着いたのと、
「どっちを見ればいいの?」と考えていると集中できなくなるからです。
英検1級の面接にはattitudeの採点事項は含まれていませんが、相手は人間。
積極的に質問を聞こうとする姿勢は、決してマイナスには働かないと思います。
最後に、オンライン英会話の講師に、
私が答えに詰まるといつも言われていた言葉を送ります。
Fabricate!
「でっちあげろ!」
あくまで英語の運用能力を測るテストであって、
トピックに関する知識量を測るテストではないから、
それらしく、話をでっちあげなさい・・・ということらしいです 笑。
英検1級の面接でもこちらの・・・・
DVDを見ておくことをお勧めします。
面接官の無言のプレッシャーの再現率がやはり素晴らしいです。
ここが正念場です!最後まで頑張って下さい!
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最後までお読みいただきありがとうございました
この記事が皆さんの英語学習に役立ちますように。