突然ですが、みなさま、災害対策はしっかりとされていますか?
内閣府の防災情報のページに、今後30年以内に起こる震度6弱以上の地震発生の確率を示した記事が掲載されているのですが、かなり高いです。
また、南海トラフに至っては、国土交通白書2020に
南海トラフ地震については、マグニチュード8~9クラスの地震の30年以内の発生確率が70~80%(2020年1月24日時点)とされている。
と記載されている通り、私たちが生きている間に、かなりの高確率で起こる可能性が高いと示唆されています。
ここまで高確率とあっては、さすがに何もしないわけにはいきません…。
私には、ネコ様を守るという使命があるのですから!
今回は、建物の建築基準についてまとめてみたいと思います。
みなさまは、ご自身の住むお家が、新耐震基準か旧耐震基準か知っていますか?
1950年に建築基準法が施行されてから、1981年、2000年に大きな改正が行われています。
1981年5月31日までの基準を旧耐震基準、1981年6月以降の基準を新耐震基準と言っています。
(ちなみに2000年の改正は、主に木造住宅を対象に新耐震基準をさらに強化した耐震基準になっています。)
旧耐震基準では、震度5程度の中規模の地震で倒壊・崩壊しないように設計されていましたが、新耐震基準では震度6強程度の大地震であっても倒壊・崩落しないように設計されるようになりました。
もう少し細かく言うと、新耐震かどうかは、建築確認申請が1981年6月よりも前か後か?という部分に関わってくるので、一般的な不動産情報(アパートを借りる人とか)の築年数を見て、新耐震だと思っていたら旧耐震だった、ということもあり得ます。
なので、賃貸にお住まいの方などは、不動産情報の築年数から1年~1年半くらい遡った年が1981年6月よりも後の物件であれば、よほど新耐震基準の家だと言ってもいいのではないかと思います。
新耐震だからと言っても、築年数が相当経っている住宅であれば、補強工事が必要になることもありますし、実際現状どういう状態なのかがわからないので、私も築浅の物件に引っ越そうかと考えたこともあったのですが、最終的に諦めました。
なぜならば、築浅でペット可の住宅が限りなく少ない…!
こちらの記事↓ でも書いているのですが、築浅物件って基本的にペット可にしなくても、入居者が入るんですよね。
だから、わざわざペット可にしない大家さんが非常に多い。
もし、2000年基準の物件に住みたいなら、家を自分で建てるか、あるいは数少ない物件の中から探すか、ということになりますね。
私のいろいろ探しては見たのですが、ゼロではないものの、なかなか条件にあった物件を探すのが難しかったです。
なので、ペットを飼っている方は、新耐震基準の物件を探して、できる限り災害対策(家具の転倒防止とか)を施して、万が一の時は避難方法をしっかりと考えておく、そういった準備が必要かなと思います。
わが家も最近、家具の転倒防止策やキャビネットの扉のロックなど、改めて見直して地震に備えることにしました。
実際にやってみて良かったことなどは、今後定期的にシェアしていきたいと思いますので、お楽しみに!
大切な猫ちゃんをしっかりと守りましょう!