先週末の話になりますが、

東京猫医療センターの服部幸先生のWebセミナーに参加してきました。

 

 

テーマは「猫の医療の最新情報2024」

 

 

服部先生のセミナーは、先月の「猫の防災について」を受けたのが初めてだったのですが、それがとても分かりやすくて勉強になったな~と思ったので、今回のセミナーも受けることにしました。

 

 

 

 

内容は、猫の医療の最新情報ということで、これはもう気になりまくり。

 

わが家のネコ様のためにも、しっかりと最新情報を仕入れなければ…!!!と意気込み、数日前からワクワクしっぱなしだったのは、ここだけの話。

 

 

 

今回もみっちりと1時間半ほど講義を受け、大満足な内容でした。

 

腎臓病療法食の考え方や、今はやり(?)のAIMの機序について、そして、関節炎や口内炎の新しいお薬の話。

 

中でも興味深かったのが、糖尿病の血糖値測定法に新しい機器ができたとのこと。

 

わが家のネコ様の中には、血糖値が高い子はいなかったので、猫の高血糖についてはあまり知らなかったのですが、これまでは猫の血糖値を測定するのは、人間同様に針を刺して測定していたとのこと。

 

私自身、インスリンが出にくく、食後高血糖になりやすいため、血糖値が高い状態になりやすく、(5年くらい前だったかな?)一時期血糖値を下げるお薬を飲んでいたことがありました。

 

その時に使っていた血糖値測定器は、針を指に刺して血を出して、それを測定機にかけて自分の血糖値を測定する、というもの。

 

これが結構痛いのよ。

 

で、1日数回やるので、だんだん指の腹が堅くなってくるし、そうなると針が刺さりにくくなるしで、結構辛かった記憶があります。

 

猫の場合もこれまでは、耳や肉球のところに針を刺して、血をぎゅっと絞り出す、人間方式だったようです。

 

自宅点滴も大変だと思ったけど、この血糖値測定は血糖値測定で、飼い主もネコ様もさぞかし辛いことでしょう。

 

それが、最近では、針を刺さずにセンサーで24時間血糖値の状態を測れるようになったとのこと。

 

ここ数年、人間用にそのセンサーの機器が使われるようになってきたので、猫にも適用されるようになったんですかね。

 

いずれにせよ、素晴らしいことです。

 

高血糖のネコさんで針を毎日指している子は、獣医さんにセンサーの血糖値測定器について聞いてみると良いかもしれません。

 

 

 

今回のセミナーを受けてわかったこと。

 

それは、わが家のネコ様のかかりつけ獣医さんさんは、これらの最新医療を取り入れてくれていたのだと知ったこと。

 

今回の服部先生がおっしゃっていた、新しい腎臓病療法食の考え方や、耳に塗る食欲増進剤など、スコ様の時に色々とアドバイスいただいたことが、まさにそれでした。

 

今のかかりつけ獣医さんは、本当に色々説明とかもしてくださるのですが、比較的新しいお薬なども積極的に取り入れているので、いつも興味深くお話を聞くのですが、今回の服部先生のセミナーを受けて、改めてかかりつけ獣医さんに感謝です。

 

本当にありがたいです。

 

 

 

今回のセミナーで学んだことは、また近々記事にしていきたいと思います。

 

治療の選択肢があるということは、素晴らしいことだな、と感じます。

 

 

 

次回のネコと終活座談会でも、シニアネコ様と暮らす飼い主様と、病気への対処方法や自分たちはこうやっているよ、という工夫なども意見交換できたら嬉しいです!

 

 

4月22日(月) 20:00~21:30、ネコと終活座談会を開催します。

 

テーマは「シニアネコとの暮らし」

 

シニアネコ様と暮らしている猫飼いのみなさまのご参加、お待ちしております。

 

🔽第4回 ネコと終活 座談会「シニアネコとの暮らし」のお申し込みはこちら

 

 

 

 

今回受講した、服部先生のセミナーはこちら。

 

🔽第39回 服部 幸先生WEBセミナー

 

 

 

 

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スコ様。カワイイ。