AWSの学校2週目で、先生がおっしゃっていた言葉で、刺さったものがあったので覚書き。
去年の4月に、今の部署に配転になってからず―――――っとモヤモヤしていたものが、腹落ちしました。
その言葉というのが、
ものごとを抽象化して言語化する能力
今の部署って、インフラのこと全般をやっているので、基本的なことも多いですが、それ以外にもそこそこ最新の技術を要求されることが多くて、まず基本は「調べる」ことから始まります。
会社で誰もやったことのないことをやることが多々あるので、聞ける人がいない。
だから必然的に自分で勉強したり、調べたりすることになるのですが、ここで重要になってくるのが、「検索力」なのです。
例えば、何かのサービスでエラーが発生した時に、エラーメッセージを飛ばしたいが、メールでは送れないという制約があるときに、どうやってメッセージを受け取るか?
色々やり方はありますが、その一つに、スクリプトを組んで、Webhookと組み合わせて、エラーメッセージをTeamsに自動投稿するという方法があります。
この方法を思いつくまでに、まず
やりたいことを言語化する
必要があります。
(検索するためには言葉にしないといけないから)
それから、検索するためには、ある程度言葉を絞らなければいけません。
そして、その言葉を、
ある程度抽象的なものにする
必要があります。
(具体的すぎると検索に引っかかりにくくなるから)
自分は、これまで、検索しても思い通りの解答を見つけることができなかったので、漠然と「自分って検索下手だな」って思っていたんですよね。
(結構最近までww)
で、できる人と一緒に仕事をすることが何度かあって、その人の検索方法を見ていたら、なんか上手いんですよ。検索が。
検索に上手いも下手もないと思うでしょう?
それが、本当に上手い人は上手いんですw(←語彙!)
まず、言葉の選び方が違う。
「え?なんでその言葉選んだん?」
「この検索結果を得るために、どのキーワード使った?」
毎回聞いてみて(←結構ウザいw)、それでも単純に「この人そんなキーワード思いつくなんてすごいな」と漠然と思っていたのです。
(かなり最近までw)
で、
どうやったら検索上手くなるんだろう。
答えを最短で導き出すためにはどうしたらいいんだろう。
って、ずーーーーーっとモヤモヤしていたわけです。
が、それが先日のAWSの講義で、「ものごとを抽象化して言語化する」能力が大事って先生が言っていて、コレだったのか!と目からウロコがポロリ。
つまり、検索能力っていうのは、才能というよりは、能力だったのですね。
(訓練次第で何とかなるヤツ。)
検索が上手い人は、
- やりたいことが明確になっている
- キーワードを一般化できる
という能力を最大限まで高めた人なのだということに気づいたわけです。
能力だから、トレーニングである程度までは行けるということ。
私に足りなかったのはコレだ。
あの人は検索で精度の高い答えを見つけられるのに、自分にはそれができなかったのは、抽象化と言語化ができていなかったからなのでした。
なので、今回のAWSの学校の課題を通して、この足りない部分を強化するという目標を立てました。
4ヵ月後には、検索精度が格段に上がっているハズ!
ずっとモヤモヤしていたものが、具体的になって、めちゃくちゃすっきり
この感動を、忘れまいと今回記事にしてみたのでした。
さあ、今日もこれから少しお勉強をしましょうかね。