自分のための記録と、誰かの参考になればと思ったので、数値を記録しておく。
→ 症状とかいろいろ追記。
 
 
我が家のシマシマとスコ様は、年に1回血液検査を受けている。(もう歳だしね)
少しでも早く、何らかの兆候をキャッチできればいいなと思って。
 
2020年は、コロナの件もあって、スコ様は3月に検査、シマシマは7月と2回に分けて実施。
 
毎年異常なし。
 
今年も、2匹とも異常なしだったのだが。
 
 

2020年7月

ALB   3.0 g/dL (基準値:2.6~4.0)
GLOB  3.1 g/dL (基準値:2.8~5.0)
ALT     56 U/L (基準値:17~78)
ALP     42 U/L (基準値:13~119)
TBIL    0.1 mg/dL (基準値:0.4未満)
GGT   0.1 U/L (基準値:2.5未満)
 
今年の7月時点では、全て正常値。
 
 

2020年11月10日(火)

ALB   3.7 g/dL (基準値:2.6~4.0)
GLOB  4.4 g/dL (基準値:2.8~5.1)
ALT   1000以上 U/L (基準値:17~78)
ALP     888 U/L (基準値:13~119)
TBIL    2.4 mg/dL (基準値:0.4未満)
GGT   12 U/L (基準値:2.5未満)
 
急にごはんを食べなくなったので、病院を受診。
その場で血液検査をしてもらい、肝臓の数値が異常であることが発覚。
 
ALT(肝障害の可能性を示す数値)が検査機械の測定上限を超えている。
ビリルビン(肝胆道疾患の可能性を示す数値)の数値が高く、黄疸が出ている。
 
白目や歯茎は黄色くなっていなかったので、黄疸は出ていないと思っていたが、血液検査の結果では、しっかりと黄疸が出ていた。(見た目で判断してはいけないということを初めて知る。)
 
エコーを取ってもらった。
毛を剃らずに、エコーができるのは驚きだった。
 

胆のうの壁に炎症が見られるとのこと。
 

シマシマの症状

まだ元気。
走るし、遊ぶし、甘えてくる。
但し、餌を全く食べない。新しい餌やオヤツにすると、少しだけ食べるが、自分からは食べようとしない。
普段と変わりなく見える一方で、寝る姿勢は香箱座り。
普段は、横になってのびのびと寝るので、やはりしんどかったのかなと思う。
 

 

2020年11月11日(水)

ALB   3.4 g/dL (基準値:2.6~4.0)
GLOB  - g/dL (基準値:2.8~5.1)
ALT   1000以上 U/L (基準値:17~78)
ALP     725 U/L (基準値:13~119)
TBIL    3.2 mg/dL (基準値:0.4未満)
GGT   - U/L (基準値:2.5未満)
 

シマシマの症状

17時で会社を帰らせてもらって、シマシマの面会に行く。
思った以上に元気。
私の顔を見た途端、スリスリしてくる。
異常なまでのスリスリを見せてくれて、ちょっと驚く。(こんなにスリスリされたことない。←不謹慎だが、ちょっと嬉しいw)
足取りもまだしっかりしている。
が、臭い。
点滴の針が刺さっているので、エリザベスカラーをしているため、舐められないのだ。
ネコは、舐めないと臭くなることが判明。(結構クサイ)
ALPは下がっているが、ALTは依然として高く、ビリルビンも上がってしまっている。
木曜は、病院がお休みなので、面会はなし。
 
 

2020年11月13日(金)

ALB   3.7 g/dL (基準値:2.6~4.0)
GLOB  - g/dL (基準値:2.8~5.1)
ALT   1000以上 U/L (基準値:17~78)
ALP     740 U/L (基準値:13~119)
TBIL    3.9 mg/dL (基準値:0.4未満)
GGT   12 U/L (基準値:2.5未満)
 

シマシマの症状

この日も無理を言って、会社を17時で早退。
かなり元気がない。
毛もボサボサで、肝臓の数値もすこぶる悪い。
スリスリもあまりしてくれない。
今後のシナリオについて、先生と話す。
今の状況があまりよくないことと、強制給餌をしても、吐いてしまうこと。
今後は、吐き気止めを使って、強制給餌を続け、ステロイドを使うことにする。
結果が出るのは2日後くらいとのこと。
シマシマの状態がかなり悪い。
普段、あまりそういうところを見せないだけに、よほど、しんどいのかもしれない。
そんなシマシマを見るのが辛いが、受け入れて、私がしっかりしなくてはいけない。
 
 

ALB(アルブミン)

高:脱水
低:腸疾患、腎疾患、肝不全、出血
 

GLOB(グロブリン)

高:感染症、腫瘍
低:腸疾患、出血
 

ALT(AGT)

高:肝障害
 

ALP

高:肝疾患、薬、成長期
 

TBIL(ビリルビン)

高:肝胆道疾患、溶結
 

GGT(ガンマGTP)

高:肝胆道疾患
 
 
肝臓の数値が異様に高い。
ビリルビンがじりじりと上がっている。
 
肝炎の原因は、細菌によるものが多いので、点滴に抗生物質を入れて試してみたが、効果はあまり見られないようだ。
 
急性肝炎は、原因を特定するのが難しく、対処療法になることが多いとのこと。
 
あまり効果が見られないので、ステロイドを使った方法に切り替える。
 
 
 
先生が、きちんと最悪なケースと最善のケースを伝えてくれるので、非常に助かる。
理詰めで説明してくれるので、とても分かりやすい。
 
初めての動物病院だったが、かなり信頼がおけそうな先生だと感じる。
 
 
 
平日に、面会に行くのはかなりキツイ。
 
が、上司が非常にネコに理解のある人で、どうしても17時に帰りたい旨伝えると、了承してくれる。
 
ありがたい。
 
1人暮らしで、動物を飼うということの、大変さを身動きのとれなさを、改めて感じるが、何としてでも、できうる限りのことをしてあげたいと思う。
 
後悔のないように。
 
自分も、シマシマも。
 
 
 
ベストには至らなくても、今ある条件の中で最善を尽くす。
 
 
 
諦めずに、しっかりと見守っていきたい。
 
 
 
 
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