12月ですね!
Time flies!
 
今回は、大人のための英語の語彙を増やすコツについてシェアしたいと思います。
 
社会人になって、すでにウン10年。
 
「記憶力がめっきり衰えた!」と嘆いているのは私だけではないはず真顔
 
ハタチくらいまでは、結構大丈夫だったんですよね。
 
割と何でも1回集中して覚えれば、記憶に残っていたんです。
 
むしろ、昔は暗記得意!って言ってたくらいだったんですけどね。
 
が、最近はなかなか覚えられない。
 
特に英単語!!
 
本や新聞を読むときなどに、わからない単語に出会うと辞書で調べますが、相性の悪い単語があるようで、またおんなじ単語調べてるんですYO!
 
コレ、さっきも調べたやつじゃん。みたいな。
 
たまに、調べたことさえ覚えてない単語さえ。
(でも、ブックマークしてあったりするから、過去に調べた形跡アリ。)
 
あ~、コレ昨日調べたわ。
 
なんだっけ。
 
何だっけこの単語。
 
う~ん。
 
Oo。。(θωθ)...zzzz←寝たw
 

みたいなの、ありますよね?ね?
 

昔みたいに、記憶に頼って覚えるのって、30歳過ぎるとぶっちゃけもう無理っぽいww
 
ましてや40近くなると、もはや無理ww
 
でも、語彙力はアップさせたい。
 
と、言うわけで(前置き長ッ)、今回は、英単語を覚える時に、ただ暗記するのではなく、体系だてて記憶の引き出しをあけるキッカケみたいなものを一緒に覚えて大人の暗記法をしてみましょう、というお話です。
 
 
その方法とは、語源で覚えるというもの。
 
 

語源学習とは?

語源学習と言うのは、英単語を小さくパーツに分解して、それぞれのパーツの持つ意味から、その単語の成り立ち・意味を理解するというもの。
 
語源はたくさんあるので、その中でも比較的、身近なもの・覚えやすいものをピックアップして紹介していきたいと思います。
 

 

最重要の接頭辞10選

 

割となじみのある接頭辞だと思いますが、それぞれのイメージを頭の中に入れておきましょう。
  • ad- (~に向かって)
  • con- (共に)
  • de- (離れて/否定)
  • dis- (否定)
  • ex- (外に)
  • in- (中に/否定)
  • re- (再び)
  • pre- (前に)
  • sub- (下に)
  • sur- (上の)

たとえばこれにラテン語の語根「spect(見る)」と接頭辞の組み合わせで、何となくそれっぽい感じになります。
 
まあ、かなり無理やりっぽいものもありますけどねw
 
とは言え、まったくもって無関係なものを覚えるよりは、はるかに覚えやすいのは間違いありませんね。
  • prospect:前方を見る→見込み
  • inspect:中を見る→検査する
  • expect:外を見る→期待する
  • aspect:~の方を見る→外観
  • respect:振り返ってみる→尊敬する

 

追加で覚えるとよい接頭辞

 

接頭辞も日本語で覚えるより、英語でイメージできるようにしておくと良いですよ。
こんな感じで。
  • dia- (through)
  • trans- (across,over)
  • ab- (off,away)
  • ob- (against)
  • a-/an- (not)
  • syn-/sym- (with)
  • inter- (between)
 

数詞関連の接頭辞

これは、理系のお仕事の方は知っておくと役立ちます。(特に化学やIT関連)
  • mono- (1)
  • di- (2)
  • tri- (3)
  • tetra- (4)
  • penta- (5)
  • hexa- (6)
  • hepta- (7)
  • octa- (8)
  • nona- (9)
  • deca- (10)
  • hect- (100)
 
 

語源学習のいいところ

  • 語根と接頭辞や接尾辞(接尾辞は今回やっていませんが)を組み合わせで覚えることができるので、単独で覚えるよりも効率よく覚えられる
  • 分からない英単語の意味を推測しやすくなる
  • 関連付けてイメージ覚えることによって、記憶に残りやすい
 
また、語源学習をしていくと、気づくと思うのですが、最重要接頭辞のついた動詞はそれと同義の前置詞がつくことが多いという傾向があることが分かると思います。
 
例えば、
 
compere」の場合、conは 共に(with)の意味を持つので、
 
compare A with B
 
と、withが前置詞として使われます。
 
depart」の場合、deは 分離(off/from)の意味を持つので、
 
depart A from B
 
と、fromが前置詞として使われます。

こういう発見って、勉強する醍醐味ですよね。
 

無理やりのこじつけでもいいんです!

かなり無理やりこじつけている感も否めませんが、私はそれでいいと思っています。
 
丸飲みしていた若い頃と違って、今は経験も加わったことによって、今まで以上に関連付けて、理解しながら覚えることができます。

大人になってからの学習するメリットは、経験が増えて物事を体系的に考えられるようになるところだと思います。
 
また、学習方法を自由に選べるのも、大人の学習者のメリット。
 
今までのやり方にとらわれず、自由な発想で、自分流の勉強法を見つけてみるのも楽しいかもしれませんね。
 
全員に当てはまる正解はありません。
 
あなたがいい、と思う方法で、楽しく学び続けましょう♪

 

 

 

 

 

 

 

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