コウと放課後の教室まで戻ることになった。



コウの背を見ながら、これからみんなとどうなるのかは考えたくないと思ったけれど振り払えなかった泣く



クラスではマヤやその周りの子が露骨に避ける。



それに伴って、ミユと元々仲良しの子も最近ぎこちない。



夏休みになっても部活では・・・。



中学って、友だちって、こういうものなの汗



「で、どうなの?ミツイとは。」



ミツイはマヤの苗字で、廊下側の窓に寄りかかったコウが聞く。



『・・・どうって言われても。』



マヤのことがコウにどう関係あるの怒



そんなことより、こんなことが聞きたくてアヤナの前で誘ったのかと問い詰めたくなる。



あれがひとりの時だったら、今の胸の高鳴りはもっと大きくて澄んだ響きだったと思う。



「昔仲良くても、無理に今も同じ形にしようとしなくてもいいんじゃない?」



コウの言いたいことが、またなんとなく分かる。



でも今はこういうアドバイスを受けても、何か行動しようと決心する余裕がないショボ



親切にしているつもりなのかな。



でもコウにはなんの期待もしてないよ、って心が言う。



そんなことを思ったらさっきのアヤナの苦笑いが浮かび、頭の奥のほうがうずく。



『そうだよね、分かってる。無理にとは思っていないし・・・。』



「うんキラキラあ、これ迷惑だった?」



そんなことを聞くなら、待ち伏せをする前に考えてほしいと思う。



でもここでアヤナの名前をあげ、さっきの犠牲について語る勇気もミユは持っていなかった。



『大丈夫。ただ、びっくりはしたけど苦笑



よかったって言いながら口元が優しく緩むコウを見ると、不思議と両腕で抱きしめられた気持ちになった。



コウと2人、本当は話したいことがたくさんあるよ。




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