会社の友達から頼まれて始めた

「大人のやり直し英語」。

お互いに都合のついた日に。

週1目途に。ぼちぼちと。

 

うさぎ友達のスペック

・私と同い年(定年のゴールが見えて来たお年頃)

・W大学文学部卒(指定校推薦入学、大学受験の経験無し)

・音を使った学習、音読学習、無し

・大学卒業後数十年、英語からは完全に離れていた

・本人曰く「リスニングが全くダメ」

 

現状チェック

どの程度聞けるのか、読めるのか。

全くわからないので、

初回、まずは「中1の教科書」でレベルチェックしてみた。

 

まずは何も見ずにこの文章を聞いてもらった。

 

「NEW HORIZON 1」Unit5 Part3

 

 

 

うさぎ「え、全然わからない…」

 

 

OK。じゃあ、

 

次に、何も見ずに

このunitに出てくる単語を聞いてもらった。

 

 

 

 

結果、聞けた単語もあったけど、

やはりほとんど聞けなかった。

 

OK。じゃあ、

 

次に、単語を見ながら聞いてもらった。

もちろん、このレベルの単語は当然知っている。綴りを見れば意味も瞬時にわかる。

 

 

結論⇒音と綴りが全く結びついていない

 

 

一つ一つの単語が聞き取れていないので、

文章も当然聞き取れるわけがない。

 

 

私の気づき

 

これまで私は、英文が聞き取れないのは、

英文を「構造」「カタマリ」で前からとらえられないからだと思っていた。

 

しかし、友達とのこの初回学習で、

 

「文章」以前に、「単語単体」が聞き取れていないという段階があるんだ!

 

ということを知った。

 

私にとっての大きな新しい気づきであった。

 

 

続く…

 

 

 

 

数年ぶりの新記事。

 

■「大人のやり直し英語」

 

会社の友達から突然「英語をどうやって勉強したらいいか教えて!」とメールが来た。ビックリ。

 

うさぎ【友達からのメール】

・英会話がまったく駄目

・どうやって勉強を始めたら良いのか真剣に悩んでいる

・リスニングが致命的にダメ。耳がおかしいのではないか?と本気で耳のせいにしているくらいにダメ

・勉強方法を教えて欲しい!

・目標は「普通に日常会話ができる」レベル、高望みはしていない

・やはり中学レベルまで戻ってやるしかない?

・「NHK基礎英語をやれ!」でもなんでも良いので、効果あると思われる方法を伝授して欲しい!

 

ニコ【私の返答】

・私のメソッドはものすごく「王道」「シンプル」

・今流行りの「文法不要」「英語は英語で学ぶ」「とにかくシャワーのように聞く」の正反対

・簡潔に書くとこんな感じだよ↓

 

《英語家勉メソッド》

  1. 基本文法(中学文法)をまずはきちんと身に着ける(文法を日本語で体系的にちゃんと学ぶ)
  2. 精読訓練:英文の構造を正確に把握する力をつける←この訓練が大変重要
  3. 音読訓練:精読した文章の音読を繰り返す
  4. 単語は文章の中で覚える(音読を繰り返すうちに自然と覚える)
  5. 英語は必ず音声とともに学ぶ(②③④はすべて音声を聞きながら訓練する)
  6. 瞬間英作文の訓練をする←短い単純な文章を瞬時に言えるようになる
  7. 日々ノルマを決めて、短時間でもいいから淡々と毎日学び続ける
 
・「地道にコツコツ勉強するメソッド」なので性格により向き不向きがあるかと

・淡々とコツコツ自学できる人には向いている

・どのメソッドで学ぶにしても語学は結局は「継続」「地道な努力」が全てかなと

 

・「リスニングが致命的にダメ」⇒それは単に「聞く訓練」が足りてないからじゃないかな

・聞く力をつけるには「音声を聞きながらの音読」が一番!

・音読は重要!!

・教材を決めて(読めばすっと意味がわかるレベルの文章から)、毎日音読をしよう!

・ちなみにうちの娘には教材として「速単」を使ったよ

 

うさぎ【友達からの返信】

・具体的でものすごく説得力があった!

・自分はまさに「文法は不要」「とにかく聴く!」みたいなことばかりに関心がいっていた

・これではまったくダメだった

・音読も全然したことがない

・実は根がド真面目なので、もしかしたら「家勉メソッド」はあっているかも

・早速「速単入門編」を買ってみたよ!

 

ニコ【私からの返信】

・「入門編」からやるのは正解(場合によっては「中学編」からやってもいいくらいかも)

・「音読」はただむやみにやるのではなく

・「精読」して「文の構造(SVO)を確実に理解した文章」を繰り返し音読する

・これが音読の「肝」

 

・「精読のやり方」「速単の使い方」を言葉で伝えきるのは難しい

・実際に一緒にやってみるのが一番わかりやすいかなと

・興味があればレクチャーするよ~

・ちなみに「話す」「読む」はどう? 「精読」ってやったことある?

 

うさぎ【友達からの返信】

・直接レクチャーしてもらえるなんて嬉しい!!

・恥ずかしながら「話す」も全然ダメ、「読む」も自信なし

・「精読」もやったことない

・こんな状態だけど「今からでもなんとかしたい!」と本気は本気なのよ~

 

ニコ【私からの返信】

了解! まずは一度やってみよう!!

 

 

ということで、仕事の後、空いている会議室で、

一緒に「大人のやり直し英語」の勉強を始めたのであった。

 

続く…(かも)

我が家の英語自学「英語家勉メソッド」の振り返りまとめ記事。

 

※子供の英語学習併走も完全に終了してしまったので、過去記事を大幅に整理。我が家のメソッドと経過を「記録」「総まとめ」としてここに残します。英語自学の参考にして頂ける部分があれば幸い。

 

 

■【英語成長記録】親子とも純ジャパ。海外在住経験無し。早期英語教育無し。

 

〔小5・  8月〕ゼロから英語学習スタート

〔小6・  6月〕英検5級合格 

〔小6・10月〕英検4級合格 

〔小6・  1月〕英検3級合格 

 

〔中1・ 6月〕英検準2級合格 

〔中1・ 2月〕英検2級合格 

〔中2・ 2月〕英検準1級合格 

 

〔高1・  3月〕英検1級合格 

〔高2・11月〕TOEFL 100

〔高2・  2月〕TOEFL 108 

〔高3・  3月〕東京大学合格 TLP

 

〔大2・8月〕TOEFL 115

 

 

■「英語家勉メソッド」

 

【Stage1】文法学習

英文法を体系的に学び、

英語の「語順」と「型」を頭と体で覚える。

【Stage2】精読音読訓練

英文の構造を見極める。

精読した文を音読し4技能を同時に鍛える。

※常に音声付き教材を使う

※出てくる文章は全て音で聞き、音読する

※単語は出て来た文章の中で覚える

※日々の学習ノルマを決め、それを淡々とこなし続ける

 

 

【Stage1】文法学習

 

体系的に英文法を身につける。

 

●第一段階(プレ学習)小学生向き

 

【教材】小学英語スーパードリル①②③

【ノルマ】毎日2p

【学習所要時間】10分程度

 

小学英語スーパードリル」①②③

 

1章1テーマ=見開き2p構成=毎日の学習量

 

①でまずは単語の書き方・フォニックスを学習

 

②③でいよいよ英文の学習。

英文の「基本の基本」だけをプレ学習できるのが良い。

 

 

●第二段階(体系的に中学英文法を習得)

 

【教材】中学英語スーパードリル」中1~中3

【ノルマ】毎日1章(4p)

【学習所要時間】20分程度

 

《このドリルを気に入っている理由》

超スモールステップ

音声と共に学べる

英文をまるまる書かせるところ

 

毎日少しずつ積み上げる家勉スタイルに最適な教材。

1章あたりの量が少なすぎず多すぎずちょうど良い。

紙面がシンプルで説明がわかりやすい。

 

中学英語スーパードリル」中1~中3(全6冊)

 

1章1テーマ4p構成。すっきりして見やすい紙面。

 

毎回、穴埋めではなく英文をまるまる書かせるところが良い。

 

 

【Stage2】精読音読訓練

 

中学英文法を一通り学んだら、

精読の学習をスタート。

英文の構造を見極めるトレーニング。

精読した文を音読し4技能を同時に鍛える。

 

【教材】速読英単語シリーズ。

【ノルマ】毎日新規1章+復習音読2章

【所要】30分程度

 

速読英単語シリーズ

・中学編

・入門編

・必修編

・上級編

(・熟語編:文レベルは平易。熟語用)

 

 

【取り組み方】

「英語家勉メソッド」

①「まず音声だけを聴く」

リスニング訓練(初聴訓練)

聞き取れた内容を日本語で言ってみる。

②「テキストを見ながら聴く」

音と綴りを結びつける。

聞き取れなかったところを確認。

③「構文をとる」

長文読解訓練。

英文の構造を正確に把握。

④「口頭で訳を言う」

前から訳す(返り読みしない訓練)

文法的に正確に訳す。ごまかさない。

⑤「音を聴きながら単語学習」

ボキャビル。

単語を聞き発音し日本語の意味を言う。

⑥「音を聴きながら復習音読」

耳と口の訓練と単語定着。

テキストを見ながら音声を追いかけて音読。

慣れると見なくても追えるようになる。

 

※「中学編」から「上級編」までずっとこのやり方

※この訓練が出来るのは先に英文法の基礎」を一通り学んだから

※「速単」はこのように使うと全ての要素(聴く・読む・話す・語彙)を同時に訓練できる

※学習所要時間は大体30分ぐらい

※日々の基本メニューは「新規1章+復習音読2章(前日、前々日分)」

※単語は最初に完璧に覚えきれなくても気にせず先に進む。復習音読を平行して繰り返すうちに定着してくる。

精読は細かいところまでごまかさずきっちりやる。わかりにくいところほど曖昧にしない。

※音読について→構造をしっかり理解した文章を音読することが重要。

 

↓「速読英単語中学編」第1章

このレベルの文章から精読訓練をスタート。

学習のハードルは低いところから始めるのが良い。

 

「速読英単語上級編」第48章(最終章)

なかなか歯ごたえのある英文だと思ったら京大の問題だった(納得)

上記のたった2行の英文から始めて積み上げればこのレベルまで来れる。

 

※高2終了までにこのレベルに来れたら

高3時に英語学習に時間をかけなくてよいので、

受験時、時間的にものすごいアドバンテージになる。

 

【補足1】

↓「上級編」の後に取り組んで良かった精読教材

「リンガメタリカ」

・速単と同じやり方で取り組んだ

・「必修編」の後に「上級編」ではなくこれに取り組むのも良いと思う。

 

 

【補足2】

↓英作の瞬発力を鍛えるために「速単」と並行して日々のノルマに組み込んだ教材

「瞬間英作文トレーニング」

 

 

・瞬間的に英文を発話するトレーニング

・まずはこの中学レベルの単純な英文が瞬時に言えるようになりたい(これ、やってみると結構難しい)

 

《我が家でのやり方》

私が日本語を読み、それを瞬時に英語で言う。

書かない。考えずに瞬時に言えることが重要

(ノルマ)1日1~2章

(所要時間)約5分程度

 

【補足3】

上記教材の他にメニューに入れてみた教材もある(過去記事参照)

 

①公文中学英語ドリル(演習補足用)

②「DUO」(ボキャビル用)

③速読速聴Advanced(「リンガメタリカ」後の精読教材用)

 

など。

 

「英語家勉メソッド」の基本ラインナップに入れなかったのは、

どれもきちんと最後までやらなかったから。

 

①→「絵が気に食わない」と言って早々に終了。

 

②→本人がやる気を見せず早々に終了

単語帳学習は家勉ちゃんには向いていなかったようで。

でも「速単」の精読だけで単語も十分身についた。

 

③→全体の2/3ぐらいまでやった。

やったけど「精読教材」としては私的に「イマイチ」、

これやるならやっぱり

「テーマ別英単語アカデミック」を

やればよかったなと思ったから。

(「ニュース英語に慣れたい」というニーズには合っている)

 

「家勉メソッド」ラインナップにあげた教材をやり切ったら、

あとは自分のニーズに合う教材を選べば良いと思う。

 

【補足4】

検定について。

検定を目的とした学習はしていない。

「家勉」でその級レベルの学習が終わった時点で、

都度、学習の達成度を確かめるために受けた。

対策的な学習もしていない。

(2次の面接練習はやった)

 

日々の学習で相応の実力がついていれば、

検定は受かると思う。

 

検定級取得を急ぐあまり

「対策的」学習に走ると、

「基礎」に穴ができて、

どこかの級で壁にぶつかるのではと思う。

学年が低い子ほど

じっくり学習して欲しいなと思う。

 


■【英語成長記録】まとめ

 

〔小5・  8月〕ゼロから英語学習スタート

〔小6・  6月〕英検5級合格 

〔小6・10月〕英検4級合格 

〔小6・  1月〕英検3級合格 

 

〔中1・ 6月〕英検準2級合格 

〔中1・ 2月〕英検2級合格 

〔中2・ 2月〕英検準1級合格 

 

〔高1・  3月〕英検1級合格 

〔高2・11月〕TOEFL 100

〔高2・  2月〕TOEFL 108 

〔高3・  3月〕東京大学合格 TLP

 

〔大2・8月〕TOEFL  115

 

「英語家勉メソッド」で日々淡々と積み上げた英語力は、

「英検」「東大英語」のみならず、

「TOEFL」にも十分そのまま通用した。

 

「受験英語」とか「英検の英語は…」とか言う人いるけど、

そんなの関係ないと思う。

英語は英語。

 

英語ができるようになりたければ

「文法をきちんと学び」

「音を聞き」

「長文を読む練習」をすること。

 

そうやって基本が身につけば

どの試験にも対応できる。

実際に話せるようにもなる。

 

英語学習は、

やり方も教材も

シンプルでいいと思う。

シンプルがいいと思う。

 

「英語の高い山」に登るには

正しい順番で、

必要なトレーニングを

日々積み上げていくのみ。

 

 

我が家の経験が、

純ジャパ環境の中で

英語自学を頑張っている親子さんの

何かしらの参考になれば幸い。

 

自分の、

 

「遠い遠い夏の思い出話」(英語編)↓

 

高校時代、

塾や予備校に通う事も

先取り学習や通信添削をやる事もなく、

ただ普通にのんびりと

学校の勉強だけをやっていた私。

(地元の公立進学校)

 

高校3年の夏休み前、

初めて外部模試を受けて撃沈。

出来ると思っていた英語で

全然点がとれなかった。

 

長文を読むスピードが遅すぎ、

わからない単語だらけ、

英作文もまともに書けなかった。

 

「これではどこにも受からない!」と痛感、

そこから本気で勉強した。

 

「どの参考書で勉強したらいいんだろう?」

と思い、

「難関大学合格体験記」を読んだ。

 

当時は参考書も今ほど種類はなく、

多くの難関大合格者が

「英標」「和標」の名前をあげていた。

 

なので自分もこの2冊をやることにした。

 

英標=「英文標準問題精講」

和標=「和英標準問題精講」

 

 

夏休みに、

英語はこの2冊だけを徹底的にやった。

毎日5、6時間、英語を勉強した。

(完全な独学)

 

毎日毎日、

家にこもって

「英標」を精読し

「和標」で英文を書いていたら、

夏休みの終わり頃には

英語で夢を見るようになって

自分で自分に驚いた。

 

英作文で重要な

「和文和訳」と「英語的な言い回し」の

感覚みたいなものも

だんだんわかるようになり、

英文を書くのが楽しく大好きになった。

 

日々どういうノルマで取組んだのか

覚えていないが、

夏休みから9月にかけて、

とにかくこの2冊を3周終わらせた。

 

そしたら、秋以降の模試で

飛躍的に英語が出来るようになった。

 

長文も一読で「わかる!」ようになり、

英作文もスラスラ書けるようになった。

 

2次試験が

和訳と英訳の大問のみの志望校にも

無事合格できた。

 

また、この経験から

 

一つの参考書をとことん理解し、

徹底的にやり込むこと

 

の、大切さと威力を、

つくづく実感した。

 

「英文標準問題精講」と

「和英標準問題精講」。

 

今、書店で売られているのは

この「新装5訂版」。

 

私が使っていたのは、この4訂版。

カラフルなカバーが懐かしい。

 

パラパラと新装版と比べてみたが、

色数とレイアウトが若干違うぐらいで、

英文はほとんど変わっていないようだ。

 

自分の英語力の土台を築いてくれた

思い出深い参考書「英標」と「和標」。

 

家勉ちゃんの自学教材として

「英標」はまだ使っていないが、

そのうち機会があれば、

一緒に全文を丁寧に精読してみたい。

 

高3の夏、

毎日一人で

黙々と取組んだ時のように。

 

遠い遠い夏の思い出話、おしまい。

 

 

 

 

《英語学習メモ》

 

英語は音声と共に学ぶ

 

自分の英語力を築いてくれた

「英標」だけれど、

家勉ちゃんの精読教材としては、

使っていない。

 

「英標」には残念ながら

音声CDがついていないから。

 

もし「英標」に音声CDがついていたら、

精読訓練の仕上げとして

「速単上級編」の後に

迷わず使っていただろう。

 

しかし、

 

英語は音声と共に学ぶ

 

という基本姿勢は

絶対にはずせない。

 

なので、家勉ちゃんの教材には

「速単」を採用。

 

英語学習のポイント

 

家勉ちゃんの英語家勉は、

全て自分の英語独学体験に基づいて

「こうやるのがいいんじゃないかな」

と思った方法と教材で、

子供の様子に合わせ軌道修正を加えながら

進めて来た。

 

そして

これまで記録しているような成果を

上げて来た。

 

【検定履歴】

〔小5 夏〕英語学習スタート

〔小6・ 6月〕英検5級合格 

〔小6・10月〕英検4級合格 

〔小6・ 1月〕英検3級合格 

〔中1・ 6月〕英検準2級合格 

〔中1・ 2月〕英検2級合格 

〔中2・ 2月〕英検準1級合格 

〔高1・ 3月〕英検1級合格 

〔高2・11月〕TOEFL 100

〔高2・ 2月〕TOEFL 108 

 

「将来、海外の人とも

自由に話せるようになってくれたら

いいな」

程度の気持ちで始めた

自己流家勉だけど、

 

この成果、

全く予想もしなかったほど、上々。

 

高3のこの時期に、

英語の勉強に時間をかけなくてよい

アドバンテージは

本当に大きい。

 

学習のポイント

①英文法(これがすべての基本)

②精読(読解、兼文法確認)

③音読(単語習得)

④音声と共に(お耳の訓練)

⑤毎日少しづつ、淡々と継続

 

文法の基本を学んだら、

「速単」のような音声付き文章教材で

毎日精読・音読をすることで

「読解・リスニング・単語」を同時に訓練するのが

ポイント。

 

特に、

ただ何回も読むのではなく、

構造を正しく把握した文章を繰り返し音読する

ことが最大のポイント。

 

英語教材

 

●家勉ちゃんがメインで使った教材、使った順↓

・小学英語スーパードリル

・中学英語スーパードリル

・速単(中学編→入門編→必修編→上級編)

・リンガメタリカ

 

●学習初期に演習用に併用した教材↓

・くもんの中学基礎がため100%

 

●家勉ちゃんは使ってないけどいいなと思っている教材↓

・(中学生用単語帳)「システム英単語中学版」

・(高校生用参考書)「ジーニアス総合英語」

 

ご参考まで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆「英文解体新書」
 

尊敬する北村先生著「英文解体新書」

7月20日の発売日に即購入。
 
 
「前書き」からして素晴らしい。
 
「はじめに」より 執筆の動機
 
(1)大学受験レベルを超える体系的な英文解釈書を書きたかった 
 
(2)実用的と言われる英語レベルに対する誤解を解きたかった。この誤解は英語学習者にも社会全体にも有害で正されなくてはならない。
 
(1) →我が家待望の1冊!
(2) →激しく同意!
 
 
 
 
 
家勉ちゃんの
精読教材に使おう。
 
その前にまず自分で精読しよう。
 
 
◆ 現在の家勉教材
 
 
【学習メニュー】
⑴書く:「和標」1日1例題 約10分
⑵聴く読む単語:「速読速聴」1日1章 約10分
⑶単語:「DUO」1日1章 約5分
 
その日の余力によるけど、
total約20〜30分集中学習。
 
これまでと同じスタイルで
「書く聴く読む話す+単語」を
総合的に細々と学習中。
 
 
◆高2駿台模試(6月)
 
6月に受けた高2駿台模試英語の成績。
 
(偏差値) 81
 
中学時代から
英語だけはどの模試でも崩れない。
 
結論、
 
精読は裏切らない!筋肉
 
 
 ※ちなみに3科合計偏差値74
 
 
◆ 英文解釈
 
●「英標」
 
 
私は高3の時
この1冊だけをやり込んで
英語の読解力を身につけた。
 
(今あらためて読むと、
本当に何度でも読み返したくなる
名文ばかりだなあ)
 
 
●「英文解釈教室」
 
 
伊藤先生のこの解釈本を
私は高校時代知らなかった。
数年前に初めて読んだ。
サッと全て精読した。
 
内容の素晴らしさは
言うまでもない。
 
しっかり取り組めば
確実に読解力がつく。
 
でも、
英語や国語を苦手とする人が
一人で取り組むには
ややとっつきにくいかも?
と思ったり。
 
 
 
家勉ちゃんは
これまでの日々の「速単」精読で
英文解釈教室レベルの読解力は
既に体得済みなので
この本はやらない。
 
次に取り組むべき教材は
やはりこれ。
 
 
大学受験には必要ない
レベルだけどね。
 
精読は裏切らない!筋肉
 
やってみよう〜。
 

●「リンガメタリカ」1周目精読終了 (高1・5月)

 

《学習期間》

(中3) 6月〜11月  「1章−27章」

(中3) 2月〜(高1) 5月 「28章−50章」

 

・リスニング力と読解力の維持

・語彙の多少なりでもの増強

・社会問題の背景知識を得ること

 

を目的に、

高校受験勉強中も

やれる時にだけ細々と続けていた

「リンガメタリカ」の精読。

 

途中、完全に中断したり。

受験終了後もなかなかやれなかったり。

 

受験勉強がなければ

2,3ヶ月で終わるところを、

結局、

通算で約1年弱もかかってしまったけれど、

全50章の精読やっと終了!

 

 

内容がとても楽しい教材であった。

 

最終章の英文は、

なかなか歯ごたえがあった。

「どこの問題だろう?」と出典を見たら

京大だった。

納得。

 

 ↑家勉ちゃんはこの程度にシュシュっと入れて読んでいる。

 

 

 

↑これは私の。家勉ちゃんも学習初期は全文これをやっていたが、今はここまでやる必要なし。一読でわかる文章は上記程度でササッと精読終了。

 

 

【最近の英語学習メインメニュー】

①CNN10(約20分)

②基本例文口頭英作文(約5分)

 

この2つをメインに、

時々Podcast「Scientific America」の

面白そうな記事を織り交ぜたりしながら、

学校の学習とは無関係に

英語家勉、淡々と継続中。

 

 

余力がなくて一部だけ、

あるいは全くやれない日も

ままあるけれど。

 

臨機応変、気ままに構えて

5分だけでも

復習音読だけでも

CNNの聞き流しだけでも、

その時にやれることを

やるようにしている。

 

語学学習は、

楽しく気長にね!

 

 

 

 

 

 

2017年6月16日の朝日新聞に『英語をたどって 紙上ディベート 入試改革』という記事が掲載された。「大学入試の英語4技能評価」に関する、東進・安河内先生と東大・阿部教授それぞれのご意見をまとめた記事である。

 

後日、この記事に関して阿部教授ご自身が補足ツイートをされていた。その内容にとても共感を覚えた。私自身の英語学習に対する考え方や家勉ちゃんに実践して来た学習方法にとても通じるものを感じた。

 

阿部先生にご許可を頂いたので、その16連続ツイートを原文のまま下記に記載しておく。

(※赤字は私が特に共感した部分である)

 

※朝日新聞の元記事はこちら

 

**** **** **** ****

 

東大・阿部教授の16連続ツイートまとめ】 原文をそのまま転載

 

①大学入試における「英語4技能評価」の弊害…。(先週末のツイートに質問や反応をいただいたので、まとめてみました)

 

②「4技能」という区分そのものはさして新しいものではありませんが、近年の誤った宣伝と受容が弊害を生み、「英語力の向上」「使える英語の推進」どころか、英語学習環境の危機的な荒廃を招くと考えます。その理由を述べます。

 

③大学入試への4技能評価の導入は一見合理的な変革に見えますが、諸々問題を含みます。何より、4技能が同一平面にあり、それぞればらばらに習得可能であるような錯覚が生じているのは困りもの。忘れてはいけないのは、4技能には「ヒエラルキー」や「順番」があることです。

 

④まず〈writing〉。最も難易度が高い技能ですが、英語学習の究極のターゲットでもある。個人の潜在能力の差がはっきり出てしまう領域です。学習には個別指導が必要。ただ、助走としてhearing, speaking, readingの力を鍛えれば大きな成果が見込めます

 

⑤次に何かと目の敵にされる〈reading〉ですが、これは読み取るべき重要ポイントを到達目標として明確に示すこともできますし、「読み取れた内容」を教室で「共通の知」としてシェアすることも容易で、学校教育で成果があがりやすい領域です。テスト結果の信頼度も高い。

 

⑥〈reading〉では「個人差」を創造的に転用することも可能です。同じ文章を他の人がどう読んでいるかを知ることで、知的刺激を受けたり、学習への関心を高めたりできる。また文章を読むという行為は、語彙や文法知識の習得とも組み合わせやすいので、学習初期段階では便利です。

 

母国語でも、〈読む力〉の鍛錬による「知の標準化」と「共有」が共同体を安定化させ知的な基盤をかためてきました。誰もが高度な文章を書けるわけではないけれど、多くの人がかなり高度な文章を読みこなせる。誰もが夏目漱石のようには書けないが、漱石を読みこなせる人は多いのです。

 

⑧今の政治システム(=代議制)の基盤になったのも、こうした「読解力の最低保障」でした。これは外国語学習でも当然考慮すべきです。〈reading〉の時間を削って〈writing〉の時間に振り分けるという改変は、間違いなく両方の技能の低下を招きます

 

⑨〈speaking〉は「能力」よりは「個性」が出る領域です。即興性が高く、技能の不足は「その場」で感じられます。失敗すると心理的な絶望感が強い。比較的社会的地位の高い人が、人前で赤っ恥をかいた(と感じた)場合、政治・行政の場でヒステリックな反応・対応を生みやすいです。

 

⑩〈speaking〉の困難は、「練習」や「慣れ」で多少克服できます。対人的な場では、明朗さや「自信満々」の演出が助けになることもある。ただ、ノリが大事。文法や単語などの知識は関係ない」というのは初学者が陥りやすい誤解。またテスト結果の信頼度も、やや不安定です。

 

⑪本来、〈speaking〉とは伝える内容や、場への理解があって初めて意味をなす総合的な行為です。〈speaking〉だけを抽象化した練習は難しい。学習段階に応じて知的刺激、関心の発掘、注意の方向づけなど組み込むべき。その土台として読み聴く能力の鍛錬は必須です。

 

⑫最後に〈listening〉。これはあらゆる英語学習の基礎です。習得には地味で長期的な練習が必要。ただ個性や能力の差がもっとも出にくい領域でもある。「練習量」と「経験」でレベルアップするので、生徒にとってはやりがいがあり、モチベーションを高めるには有効な領域です。

 

⑬また言葉は静的ではなく時間の中で「動く」ということを知るには、〈listening〉と語彙や文法知識の習得を結びつけるのが効果的です。従来の英語学習で足りないのはここです。そういう意味では今一番行うべきは〈reading〉と〈listening〉の建設的統合です。

 

⑭上記を考慮すれば、「4技能のバランス」にこだわりすぎるとおかしなことになるのは明白です。英語技能習得の基礎となり、比較的生徒のモチベーションを高めたり成果をあげたりしやすい〈reading〉〈listening〉に早い時期からより多くのリソースを振り分けるべきです。

 

⑮〈writing〉〈speaking〉ももちろん大事ですが、〈reading〉や〈listening〉を削ってそちらに振り分けるのではなく、むしろ〈writing〉や〈speaking〉をより高次の技能ととらえ、生徒をそこまでひっぱりあげるには?という考え方をすべき。

 

⑯4技能型入試に向けて、学校側は生徒の関心、教室の状況、教員の体制を整備する必要があるし、出題や採点の方法をめぐっ共通理解を築く必要があります。どこまでそれができているのでしょうか。「4技能」は魔法の解決策にはなりえません。お手軽なフレーズの一人歩きを危惧します。

 

※2017年6月19日、東大・阿部教授のツイートより。先生の元ツイートはこちら

※阿部先生のHPはこちら

 

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自分の子供に中学受験をさせる気は全くなかったので、

これまで塾に行ったことがない。

模試を受けたこともない。

「偏差値」を頂いたこともない。

 

「偏差値」を頂いたことがない

 

これは今のご時世においては、なかなか素敵なことなのではないか?

(と思っている)

 

そんなものに関わるのはなるべく先がいい。

(とずっと思って来た)

 

大切なのは、

長い目で見てコツコツしっかりと学力の基礎を築くこと。

他人のペースに振り回されるような学習はしないこと。

下駄をはかせたり砂上の楼閣を築くような急いた学習をさせないこと。

 

学習は自由に楽しくありたい。

 

必要な時期が来るまでは、他人と学力の比較などしなくてよろしい。

(うちの場合はね)

 

名付けて「井の中の蛙作戦」。ケロケロ

 

見つめるべきは「今の力」と「目標ゴール地点」。

そんな考えで日々淡々と家勉トレーニングを継続。

 

2017年4月、新学期スタート。

家勉ちゃん中学3年生。

ついに、高校受験戦線最前列に立たされた!

 

可愛い蛙ちゃんをいよいよ大海に放つ時が近づきつつある。

 

泳ぐ準備、オケー?

Yes! オケー! ケロケロ。

 

ここまで子供らしい穏やかな暮らしの中で、ゆっくりじわじわ学習基礎体力と学習習慣を身につけ、すっかり自立した蛙に成長しました。

 

これまでに蓄えた力で、目標地点まで溺れずに一人で泳ぎきれるか。

 

大海での健闘を祈る!

 

 

日々淡々とノルマクリア。

小4から中2までに家庭学習で終わった算数数学教材、超基礎ばっかりだよケロケロ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「速読英単語上級編」1章〜48章まで、全英文の精読終了!

(学習期間) 中2 7月28日〜11月30日

 

難しく感じる文章も時々あったけれども、やっているうちにこのレベルの英文にも慣れて来た(すんなり構文がとれない文章は大体が「倒置」「強調」。「倒置」はそのうち集中的にしっかりやろう)。

 

リスニングもほぼ聞き取れるようになっている。

あとは完全に語彙が体に馴染むまで音読復習を何回も繰り返そう。

 

1月に英検準1級を受けるのをとりあえずの目標にしているので、それまでは「上級編」と「必修編」の音読復習祭り。英検が終わったら、次は「速単熟語編」をやる予定。

 

 

 

 

 

「速読英単語必修編(第6版)」 1章〜70章 全文の精読終了。

<学習期間>(中1)1月25日〜(中2)7月27日


定期テスト前や長期休暇でやれない時も結構あったりして約半年かかってしまったけれど、全70章の精読を全て終了。本日から「速単上級編」を開始。

「必修編」の次の教材を何にするか色々検討したけれど、思うところあって「上級編」をやることにした。上級編は全48章。

これまで通り日々淡々と精読&音読のトレーニングは続く…