我が家の英語自学「英語家勉メソッド」の振り返りまとめ記事。

 

※子供の英語学習併走も完全に終了してしまったので、過去記事を大幅に整理。我が家のメソッドと経過を「記録」「総まとめ」としてここに残します。英語自学の参考にして頂ける部分があれば幸い。

 

 

■【英語成長記録】親子とも純ジャパ。海外在住経験無し。早期英語教育無し。

 

〔小5・  8月〕ゼロから英語学習スタート

〔小6・  6月〕英検5級合格 

〔小6・10月〕英検4級合格 

〔小6・  1月〕英検3級合格 

 

〔中1・ 6月〕英検準2級合格 

〔中1・ 2月〕英検2級合格 

〔中2・ 2月〕英検準1級合格 

 

〔高1・  3月〕英検1級合格 

〔高2・11月〕TOEFL 100

〔高2・  2月〕TOEFL 108 

〔高3・  3月〕東京大学合格 TLP

 

〔大2・8月〕TOEFL 115

 

 

■「英語家勉メソッド」

 

【Stage1】文法学習

英文法を体系的に学び、

英語の「語順」と「型」を頭と体で覚える。

【Stage2】精読音読訓練

英文の構造を見極める。

精読した文を音読し4技能を同時に鍛える。

※常に音声付き教材を使う

※出てくる文章は全て音で聞き、音読する

※単語は出て来た文章の中で覚える

※日々の学習ノルマを決め、それを淡々とこなし続ける

 

 

【Stage1】文法学習

 

体系的に英文法を身につける。

 

●第一段階(プレ学習)小学生向き

 

【教材】小学英語スーパードリル①②③

【ノルマ】毎日2p

【学習所要時間】10分程度

 

小学英語スーパードリル」①②③

 

1章1テーマ=見開き2p構成=毎日の学習量

 

①でまずは単語の書き方・フォニックスを学習

 

②③でいよいよ英文の学習。

英文の「基本の基本」だけをプレ学習できるのが良い。

 

 

●第二段階(体系的に中学英文法を習得)

 

【教材】中学英語スーパードリル」中1~中3

【ノルマ】毎日1章(4p)

【学習所要時間】20分程度

 

《このドリルを気に入っている理由》

超スモールステップ

音声と共に学べる

英文をまるまる書かせるところ

 

毎日少しずつ積み上げる家勉スタイルに最適な教材。

1章あたりの量が少なすぎず多すぎずちょうど良い。

紙面がシンプルで説明がわかりやすい。

 

中学英語スーパードリル」中1~中3(全6冊)

 

1章1テーマ4p構成。すっきりして見やすい紙面。

 

毎回、穴埋めではなく英文をまるまる書かせるところが良い。

 

 

【Stage2】精読音読訓練

 

中学英文法を一通り学んだら、

精読の学習をスタート。

英文の構造を見極めるトレーニング。

精読した文を音読し4技能を同時に鍛える。

 

【教材】速読英単語シリーズ。

【ノルマ】毎日新規1章+復習音読2章

【所要】30分程度

 

速読英単語シリーズ

・中学編

・入門編

・必修編

・上級編

(・熟語編:文レベルは平易。熟語用)

 

 

【取り組み方】

「英語家勉メソッド」

①「まず音声だけを聴く」

リスニング訓練(初聴訓練)

聞き取れた内容を日本語で言ってみる。

②「テキストを見ながら聴く」

音と綴りを結びつける。

聞き取れなかったところを確認。

③「構文をとる」

長文読解訓練。

英文の構造を正確に把握。

④「口頭で訳を言う」

前から訳す(返り読みしない訓練)

文法的に正確に訳す。ごまかさない。

⑤「音を聴きながら単語学習」

ボキャビル。

単語を聞き発音し日本語の意味を言う。

⑥「音を聴きながら復習音読」

耳と口の訓練と単語定着。

テキストを見ながら音声を追いかけて音読。

慣れると見なくても追えるようになる。

 

※「中学編」から「上級編」までずっとこのやり方

※この訓練が出来るのは先に英文法の基礎」を一通り学んだから

※「速単」はこのように使うと全ての要素(聴く・読む・話す・語彙)を同時に訓練できる

※学習所要時間は大体30分ぐらい

※日々の基本メニューは「新規1章+復習音読2章(前日、前々日分)」

※単語は最初に完璧に覚えきれなくても気にせず先に進む。復習音読を平行して繰り返すうちに定着してくる。

精読は細かいところまでごまかさずきっちりやる。わかりにくいところほど曖昧にしない。

※音読について→構造をしっかり理解した文章を音読することが重要。

 

↓「速読英単語中学編」第1章

このレベルの文章から精読訓練をスタート。

学習のハードルは低いところから始めるのが良い。

 

「速読英単語上級編」第48章(最終章)

なかなか歯ごたえのある英文だと思ったら京大の問題だった(納得)

上記のたった2行の英文から始めて積み上げればこのレベルまで来れる。

 

※高2終了までにこのレベルに来れたら

高3時に英語学習に時間をかけなくてよいので、

受験時、時間的にものすごいアドバンテージになる。

 

【補足1】

↓「上級編」の後に取り組んで良かった精読教材

「リンガメタリカ」

・速単と同じやり方で取り組んだ

・「必修編」の後に「上級編」ではなくこれに取り組むのも良いと思う。

 

 

【補足2】

↓英作の瞬発力を鍛えるために「速単」と並行して日々のノルマに組み込んだ教材

「瞬間英作文トレーニング」

 

 

・瞬間的に英文を発話するトレーニング

・まずはこの中学レベルの単純な英文が瞬時に言えるようになりたい(これ、やってみると結構難しい)

 

《我が家でのやり方》

私が日本語を読み、それを瞬時に英語で言う。

書かない。考えずに瞬時に言えることが重要

(ノルマ)1日1~2章

(所要時間)約5分程度

 

【補足3】

上記教材の他にメニューに入れてみた教材もある(過去記事参照)

 

①公文中学英語ドリル(演習補足用)

②「DUO」(ボキャビル用)

③速読速聴Advanced(「リンガメタリカ」後の精読教材用)

 

など。

 

「英語家勉メソッド」の基本ラインナップに入れなかったのは、

どれもきちんと最後までやらなかったから。

 

①→「絵が気に食わない」と言って早々に終了。

 

②→本人がやる気を見せず早々に終了

単語帳学習は家勉ちゃんには向いていなかったようで。

でも「速単」の精読だけで単語も十分身についた。

 

③→全体の2/3ぐらいまでやった。

やったけど「精読教材」としては私的に「イマイチ」、

これやるならやっぱり

「テーマ別英単語アカデミック」を

やればよかったなと思ったから。

(「ニュース英語に慣れたい」というニーズには合っている)

 

「家勉メソッド」ラインナップにあげた教材をやり切ったら、

あとは自分のニーズに合う教材を選べば良いと思う。

 

【補足4】

検定について。

検定を目的とした学習はしていない。

「家勉」でその級レベルの学習が終わった時点で、

都度、学習の達成度を確かめるために受けた。

対策的な学習もしていない。

(2次の面接練習はやった)

 

日々の学習で相応の実力がついていれば、

検定は受かると思う。

 

検定級取得を急ぐあまり

「対策的」学習に走ると、

「基礎」に穴ができて、

どこかの級で壁にぶつかるのではと思う。

学年が低い子ほど

じっくり学習して欲しいなと思う。

 


■【英語成長記録】まとめ

 

〔小5・  8月〕ゼロから英語学習スタート

〔小6・  6月〕英検5級合格 

〔小6・10月〕英検4級合格 

〔小6・  1月〕英検3級合格 

 

〔中1・ 6月〕英検準2級合格 

〔中1・ 2月〕英検2級合格 

〔中2・ 2月〕英検準1級合格 

 

〔高1・  3月〕英検1級合格 

〔高2・11月〕TOEFL 100

〔高2・  2月〕TOEFL 108 

〔高3・  3月〕東京大学合格 TLP

 

〔大2・8月〕TOEFL  115

 

「英語家勉メソッド」で日々淡々と積み上げた英語力は、

「英検」「東大英語」のみならず、

「TOEFL」にも十分そのまま通用した。

 

「受験英語」とか「英検の英語は…」とか言う人いるけど、

そんなの関係ないと思う。

英語は英語。

 

英語ができるようになりたければ

「文法をきちんと学び」

「音を聞き」

「長文を読む練習」をすること。

 

そうやって基本が身につけば

どの試験にも対応できる。

実際に話せるようにもなる。

 

英語学習は、

やり方も教材も

シンプルでいいと思う。

シンプルがいいと思う。

 

「英語の高い山」に登るには

正しい順番で、

必要なトレーニングを

日々積み上げていくのみ。

 

 

我が家の経験が、

純ジャパ環境の中で

英語自学を頑張っている親子さんの

何かしらの参考になれば幸い。