通路の真ん中に、二つのベンチが向かい合うように置かれている写真が問題。ベンチとベンチの間は、20cmほどしか幅がなく、何かの意図が感じられる。


たまに、何かを訴えるような、意味深なというか、アーティステックな写真が出てくる。不自然なものは何の意図もなくあるわけではなく、ほとんど答えに関わってくる。


怪しい分、狙いはつけやすい。なにやら、『意味深なベンチ』というと、お笑いのハライチのお題になりそうな響き。


二つのベンチ(two benches)が、向かい合っている(face each other)が大きなポイント。otherには、別のという意味があり、別々の方向を向いていると誤解しそうだが、each otherでお互いのとなり、面するのfaceを組み合わせると、それぞれが面する、向かい合うということに。


逆に、背もたれ同士が向かい合っていれば、背中合わせ(back to back)になる。この向かい合っていると、背中合わせの単語が出れば、かなりいい感じではないだろうか。


ベンチが出ると、決まって問われるのが、背もたれ(back)、ちなみに背もたれなし(backless)もある。そして、ひじ掛け(an armrest)があるかどうか、ひじ掛け椅子(an armchair)の方が、単語としては知られているかもしれない。


後は、ベンチという単語で、振り回すというのが、よくある話。公園のベンチ(park benches)はありがちだが、ベンチというと、研究室などの実験作業台(laboratory bench)というのもあるだけに、ベンチもなかなかあなどれない。

芝生のようなところの真ん中に、花が咲いているのと、咲いていないものがある写真が問題。なかなか殺風景。

こうなると、情報が少ない分、花(flowers)が中心なのは間違いない。ただ、妙なのは、茎(stem)や葉(leaves)から、同じ種類の花であることはわかるが、咲いているものの方が少ないのはなぜか。

これが、咲き始め、これから咲こうという花があったりするならおかしくはないのだが、写真では、しっかり咲いているものと、花がないようなものしかない。花の部分だけで、茎は残してというのも、変な話。同じ場所に植えてありながら、自然にこうなることはない。

花といえば、flowerが真っ先に思い浮かぶが、バラなどの観賞用はbloomということがあり、どちらで来るかという感じ。

選択肢が花に絞られているだけに、この二つの状況から、いくつかの花(several flowers)が、咲いている(be in bloom)となるか、花を摘む(cut flowers)となるか。

花といえば、花瓶(a vase)、花束(a bunch of flowers)などは出てくるかもしれないが、写真にないだけに、この単語が入れば正解ではないと分かる。

花の発音で引っ掛けるなら、小麦粉(flour)、ほうき(broom)がある。これらは意外に聞き分けにくいだけに、どんな使われ方をしているかで判断するしかない。

問題の写真が、複雑なのも困るが、あまりにもシンプルというのも、一つの対象を細かくという感じで、これはこれで困るもの。
薄暗い部屋の中、二つの窓、低い位置のベット、その上には、小さめなギターケースのようなものが置いてる写真が問題。

写真の構図が、ベット(bed)を中心に撮影していることから、答えはベットに関係している可能性が高いことが分かる。

問題に出される写真を見ていて気がつくのが、構図、画面の構成がしっかりしていて、無駄がないこと。問題を作るために、プロが撮影しているだろうから、問題の答えを意識して撮影している。

問題の写真から、何を中心に構図を組み立てているかがわかれば、必ずとはいえないまでも、かなり高い確率で答えを絞り込める。

この問題で気がつくのは、ベットの位置が低いこと。日本で床に布団をしいている状態に近い。これは、日本人からするとありがちだが、米国ではどうかといえば、どちらかというと少ない。

日本の感覚だとおかしくなくても、アメリカ人からはちょっと気になる。向こうの感覚で問題が作られているだけに、ちょっと気になるところが、問題の答えということも多いだけに、アメリカ人的な感覚があれば、有利かもしれない。

写真から、他に特徴がある点は、二つの窓(two windows)、そして、ベットの上の楽器(a musical instrument)。ケース(a case)のカタチから、ギター(a guitar)でも、入ってそうだが、こちらはケースしか見えない。この楽器が入っているだろうが、何だろうという感じが、なかなかいやらしい。

窓やドアについては、ダブルを使うものがいろいろあり、二重窓(a double window)、観音開きのドア(double doors)などがある。

二重窓は、内窓と外窓があるタイプ、寒い所ではお馴染みかもしれない。観音開きって何という方には、お寺などの門でありがちな、真ん中から左右に開く扉。

ここで、気になる点は二つ。低いベットとその上の楽器ケース。二つの共通点は、位置や配置。置くという意味では、putやplaceはよく知られているが、休ませるという意味でのrestにも、置くという意味があるので注意。

位置を示すとしたら、隣(next)、ベットの上(on the bed)、床に低い(low to the floor)などが出てくるのは想像できる。

部屋は、意外にその国の文化が色濃く出るところだけに、迷う問題が多いかもしれない。