駐車場に止められた車、ドアやトランクは開き、車の横には2つの浮き輪のようなものが置かれている、そんな写真。

この浮き輪(a float)が、答えに関わるのは、写真の中央にあること、そして、色が白と目立つことからすぐに分かる。

日本語では、浮き輪、浮き袋など、いろいろ言い分けるのだが、英語では、どちらも、pool tubeとは言うものの、一般的には、どちらもfloat。浮くものなら、浮き輪の他、いかだなどでも、たいてい、floatとなる。

ただ、使用頻度は低いだけに、2つの物(two items)という扱いになるかもしれない。明確な名詞を使うか、大まかな表現、代名詞が出るかは、メインになる被写体の知名度、写真から見て、間違いなくそれと判断できるかがポイントになる。

それを考えると、浮き輪は、カタチはシンプルながら、写真のように積み重ねられると、意外に浮き輪と言い難い。この場合、浮き輪という言葉は、出ない可能性もある。

不正解を誘う選択肢としては、横に車があるだけに、車関連は出てきそうだ。浮き輪というと、タイヤのチューブが懐かしい人もいるかもしれないが、外国人もタイヤ型の浮き輪が販売されていることから、同じような発想があることが分かる。

そうなると、タイヤ(a tire)は、浮き輪とカタチが似ているだけに、登場しやすい。2つのタイヤを取り外す(remove two tires)、タイヤ関連で、整備士(a mechanic)というのあるかもしれない。

この他、駐車場(a parking lot)に車があることから、満車(full)なども考えられる。駐車場というと、これもいろいろあり、たくさん車が入る場所としては a parking lot、無料駐車場は a free parking areaがある。

このlotは、たくさんの(a lot of)という意味のlotではなく、一区画という意味。ここからは勝手なイメージだが、もしかすると、有料駐車場は駐車スペースが区画でちゃんと分かれ、無料はこの場所の中にと大雑把。それなら、lotとareaの違いも分かるような。

さらに、一台分となると a parking space、駐車場所となると a parking place。どうも、駐車場にただならぬこだわりが感じられる。それだけに、選択肢にもよく出てくるかもしれない。

日本人と、英米人のこだわるポイントの違いが分かれば、問題の傾向が簡単に理解でき、先読みの精度も上がるかもしれない。


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ベンチの周りに、白い鳥が数匹、地面をうろちょろしているような光景。ベンチには家族だろうか、男女と二人の子供たちがいる。そんな写真が問題に。

写真を見る限り、メインがどれとわからないような、平均的なバランスで撮影されている。

ベンチに座る二人の大人(two adults)、二人の子供(two children)、そして、白い鳥達(white birds)。それらが、やや遠巻きに撮影され、パッと見た感じどれも強調されていない。

それでも、この状況から、3つのうちのどれかについて語るものが答えということは、容易に想像できる。

芝生(lawn)に、ベンチ(bench)、公園を思わせる。公園関連の言葉としては、遊ぶ(play)、ぶらんこに乗る(swing in a swing)、砂場(a sandbox)などが、選択肢として思い浮かぶ。

地面を歩き回る鳥といえば、子供達の行動でよく見かけるのが、追いかけること(chasing)。この写真では、ベンチの近くに子供達は立っているだけだが、写真から、これからしそうと気を使いすぎると、これに引っ掛かる可能性もある。

この手の問題は、写真からは、答えになりそうなターゲットは絞りにくいものの、出てくる単語自体は難しくはないだけに、冷静に聞くことができれば、答えられる可能性は高い。


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スーパーだろうか、山積みの果物に手を伸ばす男性の写真が問題に。室内らしく、遠くに扉も見え、周りにはいろんな果物が並んでいる。

写真の1/4を占める男性の姿、間違いなく、この男性の行動が答えだろうことがわかる。彼が手を伸ばす果物は、半分見える値札から、かすかに梨(なし、a pear)と読める。

ただ、写真で果物を見た限りでは、梨かどうかは分からない。こういうときは、はっきり言わずに、果物(fruit)で片付ける。

果物にも面倒なところがあり、種類を表すときは複数形、いくつかの(種類の)果物(some fruits)。個数では、複数形にはなりません。2つの果物(two pices of fruit)、2種類の果物(two fruits)。

肝心なのは、男性の行為。彼は、果物に手を伸ばしており、掴んでいない。これは、運んでいる(carrying)ではなく、買った(bought)でもなく、選んでいる(choosing、selecting)ことを意味している。

男性の動きを見て、適切に何をしようとしているかがわかれば、答えにぐっと近づける。逆に、何やってるのかなと、判断できない時点で、かなり不利な状況。

同じ選ぶでも、chooseとselectがあるが、一般的な選ぶがchoose、たくさんあるものから、どれがいいかと選ぶのはselectと、意味に違いがある。

果物という単語で、引っ掛けるためによく出てくるのが、楽器のフルート(flutes)。発音だけだと、果物か、フルートか、簡単に聞き分けられない。

後は、考えられる選択肢としては、扉(a door)が見えることから、写真にはない、回転ドア(a revolving door)、シャッター(a shutter)などが出てくるかもしれない。
 
果物の複数形は、日本語でフルーツというだけに誤解しやすく、注意が必要かもしれない。

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