学級経営には、教師の仕事に対する哲学や姿勢が全て集約されている。
第1章
学級経営=より良い集団づくりをする為に
教師は子供達一人一人を完全な個人として見がちである。そうではなくて、「子供が教師についていく」こと、言い換えると子供が教師の個性に合わせて行動できるようにしていき、そこからついてこられない子にどう歩み寄るかが集団指導の要諦である。
子供が望む教師の姿
子供は「うちの先生はいいでしょ?」と思いたいし、言いたい。だから、自分の担任にはそうであってほしいと内心思っている。格好良さ、オーラだけではなく、そこかしこに垣間見られる人間らしさ、ほころびも時には大切である。そこに自分を引き寄せ、心を触れ合わせようとする。
子供との距離感
①子供と同じ目線に立つことは大切。しかし、同じ立場に立ってはいけない。フレンドリーにはなるけれども、フレンドにはならない。
②自分がどう見られているのか、先生方の評価を気にし過ぎない。そうでないと、子供たちを本当に見ることはできない。ロボットを作ってしまう。評価は人によって、角度によって違うのだから、プラス評価の数=マイナス評価の数と思って割り切る。
第2章
外の世界への憧れや羨望が子供の心に火をつける
比較相手は外側が良い。見ず知らずの子供、学級の凄さを伝えることで子供達に火がつく。
集団としてよくなったではまだ半分。最終目標は個がどう伸びたかで決まる。
とにかく笑わせる。
凄いと言わせる。
どうしたらいい?と問いかける。
第3章
学びの面積を広げる
こんな見方もあるのかという気付きの連鎖。
あの子は○○をやらせたら最高。子供の喜びが弾ける。持ち場を持たせる。
プラス、プラスでどんどん膨らませる。
相手意識を持たせる
書かせる活動は、読んでもらう人を意識して書かせると思考がフル稼働する。
掲示の方法
優劣がつかないような掲示が良い。分類すると優劣がつかない。子供が活躍できる場、学びあえる場をつくる。結果ではなく経過を張り出す。
第4章
放課後の過ごし方
教室にいて、子供の声を聴く、言いたいことを全部言わせる。それがいじめ発見にも繋がる。
いかに問いかけるか、考えさせるか。