それでは私なりのSpeaking対策をご紹介します。


<参考書>

SpeakingとWritingは出題内容が似ていると感じたので、Writing対策と同じJapan Times社の英作文問題完全制覇の実践問題30に取り組みました。特に面接用に新たに追加して買ったわけではないです。


ネット上に大量に予想問題が掲載されていました。39題に各々質問が5つ付いているので合計195問も練習できますね!これだけ練習すれば、本番も何かしらのトピックにはかするのではないでしょうか?



 

<難関ポイント>

難関はやっぱり面接官が目の前にいることによる緊張ですね。面接会場のドアをノックするときから心臓がバクバクでした。オンライン英会話などで、ドアをノックして席に座る場面等も含めて、できるだけ細かくシチュエーションを再現して練習をした方がいいかも知れません。


Writing対策では理由が3つ必要でしたが、Speaking対策では理由を2つだけに絞りました。私は喋るのが遅い上に、緊張しながら短時間で理由を3つも考えるのが難しいと考えたからです。理由が1つだけだとやり過ぎかもしれないので、必要最低限の2つということで。

 

私のSpeaking対策の概要は以下の通りです。

 

 

 Writing対策を通して学んだ汎用性の高い表現をAnki(アプリ)で何度も復習

ここはWriting対策編の記事と被るので詳細は過去記事をご覧下さい!

理由が思いつかった時の奥の手のこじつけ表現(どんな質問が来てもある程度対応できるような便利な表現)が大活躍しました。

英語学習のカリスマのAtsuさんがアイディアに困ったらとりあえず、お金、健康、時間にこじつけることを勧めており、Japan Times社の英作文問題完全制覇にも似たようなことが書かれていました。理由の数を絞り、Writing対策で既に幅広いトピックにまたがって使える汎用的な表現をある程度ストックしていたので、構成や理由を考えるのはそれほど苦労しませんでした。後の質疑応答もこじつけ汎用表現を組み合わせてなんとか乗り切った感じがします。Speakingでは理由を2つに絞りましたが、後々の質疑応答用に残しておくという意味でも有効なのではないでしょうか?

 

②録音

スマホのボイスメモ機能を使ってスピーチを2分以内に言えるようになるまで何度も繰り返し録音しました。録音のみならずタイマー代わりになるので便利ですね。最初は2分以内に終わらせるどころの話ではなく、とにかくグダグダでした。いざやってみると本当に言葉が出てこないものですね悲。間違ったら初めからやり直しをひたすらストイックに繰り返しました。本当に難しくてSpeaking対策初期の頃の私の場合、30回目くらいでやっとうまくいきました。


1回目:とにかくグダグダ。話にならん。

2回目:やっぱりグダグダ。出だしで噛んじゃう。

3回目:時制とか主語がめちゃくちゃやん。

4回目:いやーとにかく文が出てこん。

5回目:1つ目のブロックは言えるけど、2つ目のブロックが思いつかんなあ。


・・・・・・・・・以下同文・・・・・・・・


20回目?:わりとスムーズに言えた。でも5分以上経ってるんですが笑

30回目:やった!やっと2分以内にスムーズに言えた!



あまりにも文が浮かばない場合は、インプットが足りてない可能性大です。その場合は無理に練習を続けないで①に戻ったほうがいいと思います。私の場合、①と②は事実上同時並行でした。

 

 

③録音をアプリ(Notta)で文字起こし

②で完成したスピーチをAI音声認識アプリで文字起こししました。(有料ですがNottaというアプリを使いました。)文字起こしでうまく認識されていない単語を発音に難ありとしてチェックしました。今度はNottaの録音機能に対してスピーチを行い、文字起こしが現在進行形で確認できるので、自身の言っていることが正しくAIに認識されているか確認しました。これをひたすら繰り返し(これも数十回?) 、Nottaが自身のスピーチを正しく認識してくれたら練習完了!AIが発音を認識できたら生身の人も認識できると思います多分。ある程度スムーズに話せる方は録音せずにいきなり音声認識機能で発音をチェックしてもいいのかもしれません。


こんな感じで、一つの問題に対して何十回も練習をするので、Speaking対策は1ヶ月しかなかったこともあり、ぶっちゃけると15問くらいしか練習できませんでした。でも、この15問は完璧に仕上げたのでかえって型のようなものが身についたのかもしれませんね。


でもこれではヤバいと思い、Japan Times社の英作文問題完全制覇の実践問題30+ネットの予想問題195問、計225問を過去記事の要領でChat GPTにぶち込んだものをプリントアウトしてひたすら読みました。各々に、賛成の理由3つと反対の理由が3つ(Chat GPTにWhat are consenting and dissenting opinion ( with three reasons for each opinion) about below question?と打ち込みました)あるので、計1350個の理由に目を通したことになります。かなり荒技ですが、Writing対策で既に勉強しており、理由も複数のトピックで高頻度で被るので読んでいるうちにいつのまにかこじつけ汎用表現をストックできたのかもしれません。


私は週一でオンライン英会話、通勤時間に毎日ポッドキャストでリスニング、モゴモゴバスターという教材で発音の勉強をしているので、上記のみが必ずしも全てと言うわけではないのですが、①〜③のように1ヶ月で詰め込み勉強をして、面接に無事受かることができました。参考になれば幸いです。



次回以降はこじつけ汎用表現を少しずつ紹介できたらと思います!