【アドリブで話す力を手に入れる:ビジネス英語パワー音読トレーニング②】 | 大人が英語学習で成功する方法:高卒&28才からの英会話で英検1級&TOEIC975点ゲット!

大人が英語学習で成功する方法:高卒&28才からの英会話で英検1級&TOEIC975点ゲット!

英語にまったく縁のなかった僕が、28才からのやり直し英会話で、
どうやって33才までにTOEIC900点超&英検1級をゲットしたか?を公開します。

from 師範代Shinya

 

(→前回の続き)(この記事のシリーズを最初から読む場合はこちらをクリック)

 

※最近新しく発売(復刻)された「パワー音読トレーニング」シリーズ3部作のレベル3:ビジネス編の本のレビューの続きです。

 

ビジネスで英語を使う人たちがよくやる勉強法。

 

それは、「英単語帳を買って、ひたすらボキャを増やすこと」です。

 

フォーマルなボキャブラリーをたくさん覚えてあらゆる状況に対応できるようにしよう!というのが、よくあるやり方だと思います。

 

もちろん、ボキャを増やせば、英文を読んだ時の理解度が上がります。

 

また、TOEICなどの資格試験でも良い点数を取れるでしょう。

 

一方で、「自分が英語で話そう」と思った時には、そのボキャの多さに反比例するように、英語が口から出て来ないことがあります。

 

アクセスするデータ量が膨大なほど、正しい表現を引っ張ってくるのに時間がかかるからです。

 

また、僕の経験上、ビジネス英単語をたくさん知っている人ほど、日常会話でもフォーマルで難易度の高い英単語をたくさん使ってしまいがちです。

 

たとえば、日常会話の中で、

 

I got a new jacket.
 

(私は新しいジャケットを買った)

 

と言いたい時に、

 

I purchased new clothing.
 

(私は新しい衣服を購入した)

 

と言うパターンです。

 

もちろん、言いたいことは伝わります。

 

でも、それを聞いたネイティブの耳には、どうしても違和感というか、ぎこちなさが感じられるのです。

 

また、I purchased new clothing. のようなフォーマル表現は、口から出すまでに、時間がかかることも多いです。

 

さらに、スペルが長くなればなるほど、発音もムズカしくなっていきます。

 

I got a new jacket. であれば、

 

アガラ・ニュー・ジャケッ

 

というように、カタカナ発音でもそれっぽく聞こえます。

 

でも、I purchased new clothing. の場合は、

 

R, L, TH などの日本人が苦手な発音 がふんだんに入っているので、カタカナ発音ではキビしいです。

 

知っているボキャを使い回す

そこでこの本で提唱されているメソッドは、

 

「ボキャをどんどん増やす勉強法よりも、今持っているボキャを使い回す方法を身に付けた方がアドリブ対応しやすいよ」

 

という前提になっています。

 

これを、著者のカズ先生は「剛の英語」と「柔の英語」というように表現しています。

 

①剛の英語 = 従来型の「ボキャをひたすら増やしていく」マッチョなスタイル

 

②柔の英語 = 限られた語彙を使い回して、「1つの英語フレーズで、3~7種類以上の日本語訳に対応する」ためのスキルを身

に付けるスタイル。

 

です。

 

僕は個人的に、この表現がとても気に入りました。

 

僕が小学生時代に日本中で大ブームを巻き起こした「北斗の拳」というマンガ&アニメを思い出しました。

 

北斗の拳にも、「剛の拳」と「柔の拳」のコンセプトが登場します。

 

「北斗の拳」の英語学習バージョン

北斗の拳の主人公のケンシロウには、兄がいます。

 

「剛の拳」の使い手は、長兄のラオウです。

 

「柔の拳」の使い手は、次兄のトキです。

 

「剛の拳」のラオウは身体が大きくて筋肉ムキムキで、世界各地の色んな拳法の流派の使い手たちを倒していきます。

 

戦いに勝つたびにその流派の極意書を奪って、自分のものにするのです。
 

そうやって、色んな流派の拳法を身に付け、たくさんの技を覚えることで、さらに強くなろうとします。

 

まさに、英語学習でボキャブラリーをひたすら増やそうとするのに似ていますね。

 

受験勉強などは、まさにこのラオウの剛拳スタイルです。

 

そのため、僕たち日本人にはこの剛拳スタイルが身体に染みついています。

トキの「柔の拳」

一方、ラオウの弟にあたるトキは無欲で、人との調和を重んじる性格タイプです。

 

トキは「柔の拳」の使い手で、なめらかな動きで敵の攻撃をかわしたり受け流して、ムダなエネルギー消費をすることなく、戦いに勝ちます。

 

トキの手持ちの技の数は、決して多くはありません。

 

でも、1つ1つが必殺技なみの威力を誇るのです。

 

英語学習の世界で言えば、「1つ1つのフレーズが幅広い場面で使えるので、使用頻度が上がり、経験値が増える」という状態になります。

 

そして、この本は「トキの柔拳」を英語学習の世界で再現するために作られています。

 

ではいったい、どうしたら「柔の英語」を身に付けられるのでしょうか?

 

それは、「5つの武器(要素)」を手に入れることによって実現する、と著者のカズ先生は書いています。

 

 

・・・つづく。(この記事のシリーズを最初から読む場合はこちらをクリック)

 


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From  師範代Shinya(新村真也)

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