私が昔住んでいた南カリフォルニアは、メキシコやアジア系の移民が多い場所。ロサンゼルス群だけでも350万人の移民が住んでいます。そした、半分以上の家庭では英語以外の言葉も使用されています。

そこで起こっているバイリンガル教育論争?!について興味深い記事を見つけたのでリンクします。

移民の子供は、英語での授業についていく為に、最初は
"English Learners"のクラスに入ります。昔はESLのクラスと呼ばれていましたが、呼び名が変わったのかな。ESLとは、English as a Second Languageと省略で、英語が第二外国語、という意味で、英語の補助をしてくれる特別クラスです。私も14歳で渡米してから最初の1年くらいはお世話になりました。

このように移民へのサポートが充実してるのは、さすがアメリカ!最近は日本でも23区内では、外国籍のお子さんがふえてきているとのことですが、国の教育として外国籍の子供に対するカリキュラムってまだないですよね。1番先端を走っているのが、港区立の東町小学校。こちらは、外国籍の子供向けに国際クラスが設置されているし、通常のクラスにも1人必ず外国人の先生がサポートで入っているそうです。
今後、労働力不足を補うために今より多くの移民を受け入れていくなら、教育環境も考えていかなければなりませんね~。

さて、、話を元に戻すと、このEnglish Learnersのクラス。アメリカ生まれの子供でも、アンケートて家庭で英語以外を使用していると報告すると、異常に難しいテストを受けさせられ、English Learnersのクラスに入れられてしまう事が多発しているらしいのです。
私の親友の子供はアメリカ生まれ。家庭でも英語だけど、おばあちゃん、おじいちゃんとは日本語なのでアンケートに記入したら、バイリンガルなのに、この英語補助クラスに入れられてしまって困ったそうです。

二つの言葉を家庭で使用しているイコール"英語が満足に出来ない"、という判断がされてしまっているということですよね。。

日本でも、小さい頃から英語を教えると母国語がおかしくなる、という意見が強くあります。
深く考えると、バイリンガルという状態は、二つの言葉を、話せることであるけど、それぞれの語学力がイコールである場合は少なくて、どちらかが優勢な場合が多いですね。かといって必ずとも劣勢の言語力が不十分だというわけではないですし。

難しいですね。

「英語をやってるから、日本語できないのは仕方ないね、、」って言われないように、しなきゃな。と、心の中で思ったしだいですべーっだ!