ダウンジャケットの2極化 | 外資系 戦略コンサルタントの着眼点

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最近さらに寒くなったのでダウンジャケットでも見てみようと思い、ダウンだとフランスのモンクレール(MONCLER)か、イタリアのデュベティカ(Duvetica)もしくはヘルノ(HERNO)あたりが真っ先に思い浮かぶため、この3つを扱っているセレクトショップを時間空いたときに訪問。
(関連で、先日はトレンチコートを見たという記事はこちら


やはりどれも軽くて暖かいものの、モンクレールは数年前から着ている人が多い上に、ロゴが外に出ていてブランドが目立つので購入を回避。どうもブランドが目立つものは好きになれません。

結局デュベティカのUnited arrowsとのコラボモデルが感じがよかったので、その場で衝動買いです。

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外資系 戦略コンサルタントの着眼点-Duvetica

モンクレールがフランスで60年の歴史を持つのに対し、デュベティカは2002年にモンクレールのデザイナーであったジャンピエロ・バリアーノが独立してイタリアで立ち上げ、ダウンはフランス産のグレイグースを使用するなど、品質とデザインにこだわったブランドです。

立ち上げてから数年で世界のトップブランドまで駆け上りましたが、日本では2010年に青山に安藤忠雄氏がデザインした世界発の直営店が立ち上がって話題となり、今年は「家政婦のミタ」で松島菜々子が来ているダウンがデュベティカだったため、もう一度小さく話題となりました。

価格でみるとモンクレールがファー付きで15万円前後なのに対し、デュベティカは10万円強で、ややお買い得なポジショニングです。

ダウンといえば今年はユニクロの199gのウルトラライトダウンが一世を風靡しましたが、最終価格はなんと4,980円。この価格は驚異的です。
通常のダウンも9,990円で販売しています。

9,990
円のユニクロと1015万円のモンクレールやデュベティカの間に、1015倍の価格差を埋めるだけの品質の差があるわけもなく、Value for moneyの高いユニクロと、いわゆるモンクレール、デュベティカのようなプレミアムダウンに2極化が進むように思えます。