■ダンデライオン (世界傑作絵本シリーズ)
ドン・フリーマン 著
アーサー・ビナード(Arthur Binard) 訳
福音館書店
私は、なぜだか理由はわからないけれども、ライオンが出てくる絵本は無条件で好きです。
ライオン君、見栄を張ったり背伸びしすぎたりしないで、ありのままでいいんだよ・・・
という内容なのかもしれませんが、
「一度ぐらいは誰だか気付かれないぐらい変身してオシャレし過ぎてみたいものだ」
と思ってしまったのは私だけでしょうか?
あの“Corduroy”(『くまのコールテンくん 』)などのドン・フリーマン(1908 - 1978)作。
ニューヨークでジャズトランぺッターをしながら絵の勉強をしていたドン・フリーマンが絵本の制作に集中するようになったきっかけは、トランペットを地下鉄で失くしてしまったことだったそうです。
一見アンラッキーな出来事も、人生にどう影響するのかわからないものですね。
■Dandelion (Picture Puffins)
Don Freeman
【予定】えいご・にほんご絵本の会
St.Valentine's Day バレンタインの絵本