こんにちは、英語コーチの藤野るり子です。
最終的には英検1級を目指しているけれど、
まずは準1級からチャレンジする人。
準1級は受かったけど、まだ1級まで遠い人。
そういうレベルにある方からのお問い合わせが増えています。
子供たちに英語を教えていたり、英語が好きで独学で勉強していたり、毎日英語には触れているという人も多いのが特徴ですね。
でも、なぜかこのレベルで伸び悩んでいる。
大きな壁が目の前に立ちはだかっていると感じる。
そんな方たちのお話を伺っていて気づいたこと。
それは、大量の英語を読んだ経験がないということ。
毎日英語を教えていても、毎日独学で英語を勉強していても......正規留学したりすると必ず直面する、あの「大量の英語を読む」という体験がない方が意外と多いのです。
日本の英文科卒の方でも同じ。いわゆる多読の経験が極端に少ないと、インプットした英語の絶対量が少ないので、英検1級を目指すときに苦労するというケース。
多読は、いちいち知らない単語を調べたりせずに、とにかく楽しみながらガンガン読み進めて、たくさん読むことが大事。文字通り「多く」「読む」。
いま英語コーチングを受けている方の中でも、最近多読を始めた方がいます。すでに英検準1級に合格していますが、今まであまり英語の本を読んだことがないとのこと。そこで、小学校3年生の男の子が主人公のやさしめのペーパーバックからスタート。
あっという間に楽しみながら1冊読破。同じシリーズ物の次の巻へ進むようです。
100万語を目指して読む。こちらのサイトがとても参考になります。サイトの方にレベル別の多読法も紹介されています。
いずれ英検1級を目指すのであれば、大量の英語を読む経験、とっても大事なんだな〜としみじみ思います。
とはいっても気張らずに、コーヒー片手にゆっくりまったり楽しく読める本を見つけるのが最初の一歩。