こんにちは、英語コーチの藤野るり子です。
2年前の夏、私の身にふりかかった^^; 油断がまねいた！ラニカイビーチの悲劇を思い出さずにはいられない、
そんなニュースが先日目に飛び込んできました↓（CNN.co.jp）
なるほど。
とはいえ、例の悲劇的な経験から、日焼け止めを使わないわけにはいきません。
まずはハワイへ旅立つ前に、日頃使っている製品に有害な成分が含まれているかどうかチェックしないといけませんね。
・・・と、ここで終わってしまっては、ただのハワイ情報。
英検1級合格を目指すみなさんを応援しているコーチとしては、ここから先が本番です。ハワイのニュースですら、英検1級対策に使ってしまう精神で。
早速、hawaii sunscreenなどのキーワードでGoogle検索してみると、いろいろな英文記事がヒットします。
どうせなら、CNNつながりということで、こちらを選んでみました
(Hawaii bans sunscreens that harm coral reefs)
冒頭の動画は、このニュースそのものについてではなく、CNN Student News (現CNN 10)でおなじみのDr. Sanjay Guputaが、日焼けについて解説している１分ちょっとの短いもの。
動画の下に、日本語版ニュースの元になった英文が続きます。
こういう英文記事を日頃からチェックする習慣をつけておくとよい理由は、
oxybenzoneやoctinoxateという英単語を覚えるためではなく、（もちろん今後のために、頭の片隅には残しておきたいところですが）
知らない単語があっても、話の文脈からそれが「有害成分」であることがわかればいいわけで、「あっ、この単語知らない〜」とパニックに陥る必要はないという体験を積むこと。
長文読解問題の正解率にムラがある人は、よくよくお話を聞いてみると、
知らない単語がどんどん出てきて、「私この分野苦手かも。。。」と思った瞬間に、脳がシャットダウンしてしまい、深く読めない。読もうという意欲が減退してしまう。
結果、文字を目で追うだけで、内容が頭に入ってこないため、気はあせるばかり。。。
そこで対応策として、歴史についての内容であれ、政治や経済、または医学的な内容の長文であれ、しっかり読めば理解できるんだ〜という自信をつけるために、
「日頃から幅広い英文に触れましょう〜」
というのは簡単。でもそれを続けるのは大変ですよね。
なので、ハワイ好きの私がこのニュースに飛びついたように、試験対策を意識するのではなく、「知りたいから」の好奇心に任せて、なんでも英語教材にしてしまう。
Yahooニュースで何気なく日本語で目にした海外ニュースであっても、ちょっとした手間をいとわなければ、すぐに英語版のニュースを見つけることもできますし、関連動画も入手できる時代。
試験の過去問という枠を一歩ふみだすと、もっともっと広い英語の世界が広がっているのです。
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