99%重力のあるかなしさ・空洞に浮いているわけにはいかない。結晶のどこかは母岩に接触して確保されないわけにはいかないのである。軟らかい母岩が風化し、水に洗われて流れてくる小豆大から大豆、ときには指頭大の結晶は、すべて母岩が白い砂のようにしみついたり、こびりついたりしている。そのため九十九パーセントまでは、宝石にはならないのである。しかし、それでも、宝石原産地などというもののすくない日本では、石ブームと共に永村健さんをなげかせることになったわけである。