お兄ちゃんの夏休みのレポートに「映画で見直す教育基本法」というのを読んで感じたことをまとめるような問題があるそうだ。もともと「ドラえもん」の後は「ハリー・ポッター」で終った人だからどの映画も見ていない。見ないでかくのは難しい。それで彼が選んだのが「十二人の怒れる男」と唯一邦画の「学校」だった。
安いけれどあまり安すぎるのは怖いと彼が選んだ2本のDVDはすぐ届いたが彼はまだテストで忙しい。
私は邦画をほとんど見たことがないから「学校」を手に取って見始めた。途中で止めることができなかった。
この映画は私がすでに早期退職した後で作られた映画だ。でもその前に出会いたかった。
出来なかったことができた時の喜びをこんなに一緒に喜んでやれただろうか。本当に努力してもわからなくて悩んでいるのにその気持ちを理解してわかる方法を考えてやっただろうか。
毎時間他教科の先生に叱られる生徒を「人はみんな悪い子と言うけど自分のクラスの子はみんなかわいいんだわって笑って豪語していたが、そうせざるを得ないその子の生活までしっかり見据えてあげただろうか。
反省ばかり浮かんできながらそれでも暖かい感動に包まれて見終わった。教師を目指す彼がこの映画を見る機会に恵まれたことに感謝したいと思っている。

