私が歩いているところは豊洲だって、夢の中の私は思っている。私豊洲は地名しか知らないはずだ。視界のすみにちらっと海を見た。
ここは早稲田と新宿の間の戸山台。大学が終わってから歩いてそこの団地にあるいとこの家に寄った。東京大空襲で焼け出され人の家で部屋を借りていて団地ができた時に移った。今は全部高層住宅になっているようだが、私が歩いているのは昔の戸山台の道だ。積み木のような小さな家がずらっと並んでいた。
ここは王子、桜が咲いている。でもここも行ったことないはずだ。なぜか狐の嫁入り行列が通った。さすが夢。
なぜか切れ切れの場所。地名しか知らない場所まで歩き回った末、目が覚めた。昼寝している間中歩き回っていた。昼寝してかえって疲れた。
宇都宮に48年、埼玉に15年東京は近くて遠いところになった。


