カラオケは苦手。音楽番組全盛のころだってめったに見なかったから。でも付き合うのが嫌だってことはない。

 でも大体なんでものりはいい。「伝統のコスチューム着てみないか。ツアーの代金に含まれているんだから。」なんていうとき、みんなが躊躇していると一番先に手を挙げる。こういう時は夫も付き合ってくれる。だからオランダの衣装やベトナムの衣装を着けた写真は残っている。

 

 シンガポールの船上パーティー、ダンスに入れって。私たちツアーの一員じゃないけど、みんなもぞもぞしているから娘と最初に加わった。入りたくってしょうがなかった子どもたちや、お母さんたちも入ってきて楽しんだ。

    

 ホテルの従業員がかわいい少年二人連れてきた。「お嬢さんを前のマーライオン広場の花火にエスコートしたいと息子たちがいっています。終わり次第戻りますがいかがですか?」娘は喜んでついて行った。アメリカへ1年行っていた後だからちょっと聞き取りにくいシンガポーリッシュでも何とか通じたようだ。楽しんできたようだった。

    

    

 私たちは吹き抜けの天井から落とされた何千個もの風船を外国人の宿泊客に混じってパシパシ割って楽しんだ。

    

 翌朝7時にはすべての風船は片付いていた。少年たちはそのバイトにもやとわれていたらしい。

     

     

 踊る阿呆の典型である。