できましたら大きな文字だけでも読んでください。

 昨年一応付属とうたっていながら今まで全国スピーチに出せるものがなかったらしい大学のスピーチコンテストに出していただき、最優秀賞をいただいた兄孫の作品。DVDは版権があって出せませんが原稿は彼のものなのでスキャンしてみました。

     

     

 題名は「あなたはすいとんを知っていますか?」

  日本語の概略を書いてみます。 

 終戦記念日我が家はよくすいとんを食べて祖父母の戦争体験を聞く。

 祖父は日本橋に住んでいて東京大空襲の翌日浅草方面に父親と親戚を探しにいった。墨田川には死体がぷかぷか浮いていた。この空襲で一晩で十万人以上の人々がなくなり、十五万以上の人々がけがをした。

 父親は子供を学童疎開に送った。そこでは満足にたべるものがなかった。「かえりたい」というはがきに「我慢しなさい。死ぬよりはましだ。」と返事がきた。

 家を焼かれ何十年も前に出た故郷に小さな家と畑を買って彼らは家族で移り住むことができた。

 祖母は軍需工場の町に住み、機銃掃射が始まると、母親と岩手に疎開することになる。焼け野原の真ん中の上野駅で列車を待ちながらが芋だらけのおにぎりをたべようとすると、汚れた手が「チョウダイ」と何本も出され驚いて差し出すと取り合いになった。戦後戦災孤児は十二万人におよんだという。

 

 今自分たちは過去の歴史と社会の仕組みを学んでいる。過去を学ぶことは重要だ。戦争は戦う意味さえ知らぬ人をたくさん殺した。もし私たちの国が戦争という間違った方向へ導かれそうになったら立ち上がって「NO」と言わなければならない。そのためにも、過去の歴史や社会の仕組みをしっかり学ばなければならない。

 今自分たちは鶏肉や野菜の入ったおいしいすいとんを食べている。戦時中のすいとんは薄いみそ汁の中にいくつかのすいとんが浮かんでいるだけだった「それでもそれは私たちにとって楽しい夕食だった」と祖父は言う。

 永久においしいすいとんが食べられるために自分たちは平和を守らなければならない

 

 長くなりましたがそんな内容です。大きな目を見開いてテレビのロシアによるウクライナ侵攻のニュースを見ながら彼は何を思っているのでしょう。

 

 打ち上げに計画された小旅行も一人のコロナでキャンセルされ、残りの10名で「ミニヨン」を見ることにしたと出かけていきました。一人一人間が空けられら席でも、パーティションに区切られた食事でもいいから楽しんできてほしいです。