宇都宮市の公立の中学校では合唱コンクールというのがあり、組み分けの時からピアノが弾ける子を独りずつクラスに振り分けてさえありました。

 何度か優勝したのですが、2回だけ記憶に残っているものがあります。

 その1つ。私卒業生だしてやれやれって転勤したら、3年担任。まだ娘は2歳「え~」って感じでした。それにまあスゴイクラス。「先生俺らの担任?気の毒だね。」って椅子にふんぞり返って机に両足のせている生徒にびっくり。だからおよそ合唱って感じじゃない。新校舎建設中で古いぼろ校舎の音楽室の板の隙間から、隣の女の子の家庭科室のパジャマの試着を覗いたり音楽の先生に授業あるごとに謝りっぱなし。体育館練習だってふざけて緞帳引っ張るのでこ破れそう。さすがの私も平手でお尻ひっぱたいて「やめなさい」。リーダー「先生、音楽さっぱりわかんないんだけど、女より低いで声おんなじ節で歌えばいいんでしょう。あとはここだけ男だけの声になるところうまく歌えば、うまく聞こえるよね。」納得。実は私も音楽わからん。てことで彼がそれを申し渡してくれました。その部分だけしっかり練習しました彼又ヌーボーとしたリーダーだからみんなんもいうこと聞いてくれました。

 本番、他校の音楽の先生も参加して、ジャッジ。なんと優勝。泣いて喜ぶ女子しり目に男の子ニヤニヤ。その歌はyoutube にありませんでしたが「ダムの歌」いい歌でした。音楽の先生「この組が優勝するはずない」って。

       

 これはその学校のアルバムではありませんが。

 

 もう一度は練習させてもうまいってわかりました。特に男性の声が素晴らしかった。歌いだした時から鳥肌が立つほどうまかった。これはだれも文句なしの優勝でした。「樹氷の町」いい歌だから聞いてください。あともう一度くらい優勝あったような気がするけれど、おぼえていません。

        

 

 このお写真はこの学校に立志式の講師としてきてお話ししてくださった塩入安三郎先生。最初の学校で校長先生としてご一緒しました。学校へ来ない「山学校してるべ。」って他の子がいうから私自転車で行くと聞いて手すきの校長先生が一緒にきてくださいました。草むらに隠れていたチビさん追っかけて全身ヌスビトハギだらけ。でも出口で校長先生がっちり捕まえてバイクのお尻に乗っけて学校へ運んでくださいました。遠いのに小さくて自転車に乗れなかったので来なかったとわかり。自転車運んできてもらい裏庭で練習させました。私も実は勤めてから覚えたから下手。一緒に頑張って休まなくなりました。

 生徒の心配して一緒に動いてくださる素晴らしい校長先生でした。

 こうしたアルバムもひとまとめにして捨てることにしました。思い出は心の中にしまわれています。