「赤い花びら恋の色」吹き抜けから聞こえてきた娘の歌声に思わず声をそろえた「もゆる心の虞美人草」

 「え~知ってるの?」「中学生の時見たもの。」70年以上も前のことだ。

 中学になった時親しい友人が宝塚ファンで一緒に行こうと誘われた。私はよくわからないけどついて行った。保護者がついていかないとそういうところへは出入り禁止だったから、いつも連れて行っていただくのは申し訳ないと母が交代でついてきた。その頃は宝塚の劇場はないので帝劇で年4,5回の公演があったのだと思う。

 私はその頃からすでにスターだった越路吹雪さんが好きだった。歌がずば抜けてよかった。

            

 でも「虞美人草」の主演は春日野八千代さん美しい人だった。虞美人は?はて記憶にない。結構重要な役で寿美花代さん人気が出だしていた。

 ちなみに娘は「虞美人は檀れいさん、はて項羽はだれだっけ?」

            

 これ多分初演の舞台。

                

 

 その頃だったなあ、帝劇の下の喫茶室でお茶を飲んでいると有望新人インタビューがあって2回一緒になった。最初の年が八千草薫さん。まだ中学生みたいな可愛い人だった。

                

 次の年は白いセーターの胸がやけに大きい有馬稲子さん。すぐ近くで見た。

                

 越路さんは退団して「モルガンお雪」かなんかを日劇でやっている時知り合いが大道具の関係者で楽屋に連れて行ってくれた。すぐそばで「こーちゃん」を見てドキドキした。サインをもらった。

 八千草さんは退団して間もなく20代で谷口千吉監督というおじいさんに見える方と結婚したけれど、仲がよさそうで、日本橋の丸善でバイトしていた時たまたま事務機の修理受付を担当して何度かお話しした。

 有馬稲子さんはSKD出身の淡路恵子さんと仲が良かった様で(同じ人と再婚したんでしたっけ?)まだビンボー・ダナオサンの奥さんだった淡路さんと一緒にこれもバイト先のローマイヤーでお会いした。淡路さんは上得意で2か月近くバイトしている間に何度かお会いして「まだやってるの。慣れた?」なんて気さくに声をかけてくださった。

                 

 

 一節の歌から次々といろいろ思い出して面白かった。

 

 今日確かにお弁当写真撮ったつもりだったのに忘れていた。でもちゃんと作った。

 

 明日は病院。検査の結果が出る。腫瘍があったことはわかっているんだけど、どうなることやら。