六時半。まだ暗い雪もよいの空。空気が冷たいからあわててシャッターあげて慌てて窓を閉める。 

         

 

 午後入院前のPCR検査にバスと電車を乗り継いで大学病院まで。車でないと越生という梅の名所でJRとつながる単線の駅からバスが出ている。

 検査は綿棒で鼻の奥を完全防備の女医さんがホジホジしただけ。せっかく時間かけてきたんだからもう少し何かしてほしい気もする。

  駅舎からどこを見ても丘陵とその後ろの秩父連山。関東地方の西北西のふちにあたるようだ。

          

 

          

 

 単線とはいえ15分に1本電車が来る。5両編成のローカル線。車掌は乗っていないワンマン電車だ。

          

階段が急で小刻みでしかも幅が狭いから、片目の私には下りが怖い。仕方がないエレベーターを使う。

 ところが改札口は階段側に近いので、改札を入ると大体電車4両分くらい狭い通路を歩かないとエレベーターに到着しない。病人は年寄りが多いからバスから降りて改札を入りてくてくと歩くのに結構時間のかかる方もいる。エレベーターを降りて通路を渡り、今度はホームまで降りる。なんとその間に電車は行ってしまった。

          

 まあ、いいか。坂戸駅に着いたらエスカレーターを上ればいいが、それは真ん中へんだから、トコトコホームを戻って待つ。

 途中にホームが一つしかない駅があってびっくり、この駅では電車は決してすれ違わないのだろうけれど、くだりも登りも同じホーム使うんだ。なんだか過去に戻ったような不思議な感覚。

 

 その頃外にはちらちら白いものが。

 でもこの辺りは夕方にはすぐ止んだ。明日の朝濡れていないといいのだが冷え込みはまだ厳しい。

 たった4日間なのに用意する者揃えたら大荷物に。大荷物か抱えてタクシーで帰宅した。ヤレヤレ。