私は女子のミッションスクールの出身。学芸会の役割も主に先生が振り分けたと思うのだが一番先に回ってきたのが外国の農夫の役、ジーンズ汚して長靴に突っ込んでいた。次がおばあさん黒っぽい長いスカートに茶色の肩掛け。そして記念行事の時、上級生の中に交じって演じた織田信長の息子信忠。ちょんまげに袴裃。「御意にござりまする。信孝そうであろうな。」セリフまで覚えている。最後は高校で生徒が演出した「父帰る」の父

 学校祭バイトで忙しいから芝居に出るなんて思ってもみなかったのに企画した学生委委員に「あなたしかいない」と口説き落とされお姫様でもやらせてもらえるかと思ったら狂言回しの13歳の少年役。同じものを他学部で大学生がやったらやはり少年には見えなくて好評ではあったけど…。女としての魅力は0?この時はちょうど自由舞台の加藤剛と山口崇二人のチェーホフの「熊」のまえ。セミプロみたいな人の前座やるはめになった。

 

 一つの中学では文化祭に職員劇をやる伝統がその頃あった。転勤してきた教師に主役が回ってくる。私の後は「ベニスの商人」のポーシャ、次は榎の精の美しい娘。なのに私は農家のおっか様!

 「田植え衣裳みたいな絣の着物やモンペあったら貸してください」って学級だよりに書いたら見事な衣装が届いた。

 

         

 見てこのおっか様ぶり。新興宗教に狂った怠け者の息子と奮闘する。

         

 私はやめるまで他の学校に異動してからも右の七つ違いの息子に会うたび「おっか様」と呼ばれていた。でもこの時36歳。

 放課後遅くまで頑張って練習した。次の年に娘を引き取る前だからできたんだけど。

 さすがにそのあとは芝居とは縁が切れた。

 

 娘が小学校の時。

 1年、桃太郎の犬、2年、3年なんだか忘れたが鹿と狸。4年で主役の兎をやったのがこれ。

        

 おかげで私は動物のかぶりものつくりの名人?になった。

 5年で確か浴衣きた女の子でほっとして6年は合唱と決まっていたので伴奏やっていた。

 

 それにしても私だって一度くらいきれいな娘役やりたかったなあ。

 

 秋晴れですねえ。