和太鼓部は「全員が選手です」を謳っていた。少なくとも春から秋にかけてお祭りなどのイベント、施設訪問など十数回の出番があった。夕方遅くは高校生のみ出演だからその昼間は中学生だけで公演などというチャンスまであった。その上校内でも文化祭の花形だったし。
それがコロナで消えた。あらゆるイベントは中止または無観客、ライン発信となった。出演の機会はほとんどなくなった。
公で行われる県や地方の伝統芸能祭のようなものは無観客で行われるが、これは優劣を競うものだ。そういうものにはやはり演奏能力が優れたものを選抜して連れていかないと勝ち残れない。当然のことだろう。練習試合でない重要な公式試合は選手を出して当然だと思う。
でも高校で初めて和太鼓に触れた部員だってみんなの前でたたきたい気持ちはある「話が違うじゃないか」となる「みんなが選手」につられて入部し衣裳までそろえて荷物の跡片付けや太鼓の設定のみに駆り出されるのは不本意だろう。
だけど顧問だってなんとか出演の機会を作ろうと苦労してくださっているのだ。
保護者会で出演の機会がないとに一部の保護者から不満の声が出て紛糾したそうだ。高校から入ったって外部のクラブで小さい時からやってきたベテランもいるのだからこれは運動部だって同じだと思う。
部活動だって単なる仲良しクラブではない。優劣を競う場面が出てくれば当然そこは競争社会になる。
教育場面での部活動をどうとらえるか。難しい問題である。
3年生は8月で終わりどこかで聴衆の前で演じられるといいのだが。
今日のお弁当。
今日は弟君登校しない日。お兄ちゃん午前中。ゆっくりできるわい…と思っても目はいつもの時間に覚める。テーブルの上にメモ。
「部活の話し合いがあるというのでお弁当いります。弟君「僕もおばあちゃんと出かけるのでお弁当欲しい。」
「え~昨夜仕掛けたご飯あまり残ってないし、買い置きに冷凍炒飯も何にもない。弟君の分はコンビニで買ってもいいけど、あるいはこれから炊いてもいいけどお兄ちゃんは買う暇がない。学食あるかなあ。とにかくある程度お腹にたまるものを寄せ集めよう。
晩御飯までこれで我慢して。


