お兄ちゃんが彼と同じクラスになったのは小学校2年生の時だそうだ。それまでは顔を見かけた程度。それなのに一月も経ってあちらのお母さんが「今年はS君と同じクラスになって最高だって言っています。」といわれた。我が家にも遊びに来て、あちらの家にも遊びに行くようになった。
それからはクラスが変わっても毎日のようにお互い行き来していた。
5年生でもう一度同じクラスになって大喜びしていた。頭がよくしっかりしているがちょっと線が細い感じの子だった。
T君
お兄ちゃん
幼稚園のころからのママ友グループとキャンプやバーベキュー、ハロウィン・パーティーやクリスマス会。もちろんそれらの友達も大切にしていたが、それとは別の友達のようだった。
あちらのお母さんは「叱らない教育」の信奉者で時々「うん?」って思うことがあったが優しくて素敵な方。
6年の終わりに娘が入院してしまったときなど我が家の兄弟も一緒にスーパー銭湯に連れて行ってくださったり泊りに行ったり来させたりしてくださった。
卒業して別の学校へ行ったが、それでも時々遊びに行ったりしていた。
お兄ちゃんのほうも部活のリーダーと生徒会など忙しくなりそうまめには会わなくなった。その間、彼は不幸にも部活のことなどあって不登校になったが頑張って同じ学校に来いよというお兄ちゃんの勧めもあって、3年生から復活、お母さんも文化祭などで来ていた学校の雰囲気が気に入ってお兄ちゃんの学校に相談。これから頑張ればいいのだからと確約をとって同じ高校に入ってきた。部活も同じところに入り今は楽しんで太鼓の練習もしている。
こんなにたくさんいる中の二人。
縁とは不思議なもの。家も近いしきっと彼らはずっといい友達でいるだろう。


